東京アカデミー静岡校
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こんにちは。東京アカデミー静岡校の高卒公務員担当です。
前回は判断推理(課題処理)の頻出分野の一つである順序関係について解説しましたが、今回も引き続き判断推理(課題処理)の頻出分野について解説したいと思います。今回は対応関係です。
【例題】
A~Eの5人は札幌・東京・名古屋・大阪・広島のいずれか異なる支社に勤務
しており,次のことがわかっている。このとき,確実にいえるのはどれか。
ア.札幌に勤務しているのはBかDである。
イ.名古屋に勤務しているのはAかCかDである。
ウ.東京に勤務しているのはAかDかEである。
エ.Bは広島にも札幌にも勤務していない。
オ.Eは東京には勤務していない。
1 Aは広島に勤務している。
2 Cは名古屋に勤務している。
3 Cは大阪に勤務している。
4 Dは東京に勤務している。
5 Eは大阪に勤務している。
【解説】
前回の例題もそうですが、この問題も頭の中だけで考えていても、なかなか解けないと思います。そこで、対応表を用いて、確実にわかっているところに×,○を入れていきます。
条件アより、札幌に勤務しているのがBかDか特定できないため、確実に言える「札幌に勤務しているのはA,C,Eでない。」と読みかえて対応表に×を入れます。
次に条件イより、名古屋に勤務しているのがAかCかDか特定できないため、確実に言える「名古屋に勤務しているのはB,Eでない。」と読みかえて対応表に×を入れます。
次に条件ウより、東京に勤務しているのがAかDかEか特定できないため、確実に言える「東京に勤務しているのはB,Cでない。」と読みかえて対応表に×を入れます。
次に条件エより、「Bは広島にも札幌にも勤務していない。」から対応表に×を入れます。
次に条件オより、「Eは東京には勤務していない。」から対応表に×を入れます。
これで条件ア~オがすべて対応表に入りましたが、何か見えてきたのが分かりますか?
Bの行を見ると、大阪だけが空欄になっていて、それ以外はすべての欄に×が入っています。ということは、Bが大阪で決定ですから○を入れ、5人は全員異なる支社に勤務していることから、それ以外の大阪の列には×を入れます。
さらに札幌の列を見ると、Dだけが空欄になっていて、それ以外はすべての欄に×が入っています。ということはDが札幌で決定ですから○を入れ、5人は全員異なる支社に勤務していることから、それ以外のDの行には×を入れます。
ゴールが見えてきましたね。
次にAが東京であることが分かりますので、対応表に○を入れ、それ以外のAの行には×を入れます。
ここまで来れば大丈夫。
あとは順次、Eが広島、Cが名古屋となりますので、次の表のようになります。
したがって、Cは名古屋に勤務しているから、正答は2になります。
このように解法を知っていれば、頭が混乱することなく解くことができます。対応表を用いることで、パズル感覚で正解にたどりつくことができます。ぜひチャレンジしてみてください。
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