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こんにちは。東京アカデミー横浜校の公務員担当です。
本日は高卒程度公務員の自然科学(数学)の対策についてお伝えします。
ひとことに自然科学といっても、大きく「数学」「物理」「化学」「生物」「地学」に分類できます。範囲が広く、すべてを勉強するのは大変ですので、高校時代に履修していた分野を中心に勉強を進め、得意なところで点を取るといった戦略が有効です。今回は自然科学の中でも、「数学」についてお伝えします。
「数学」から1~3問ずつ程度の出題です。知能分野のほうが出題比率としては高いため、自然科学(数学)の勉強をしない戦略もありますが、1点が合否を分ける試験ですので頻出分野を重点的に学習し、確実に点を重ねられるようにしましょう。
〇国家一般職…1問出題
「数と式」から1問出題されています。
〇地方初級…9月第3週実施分、第4週実施分ともに1問出題
「2次関数・2次方程式」から1問出題されています。
〇裁判所職員一般職…2問出題
「2次関数・2次方程式」、「三角比・三角関数」から1問ずつ出題されています。
〇海上保安学校…1問出題
「2次関数・2次方程式」から1問出題されています
〇警視庁警察官…出題なし
昨年度の出題はありませんでした。
〇東京消防庁消防官…3問出題
「数と式」から2問、「2次関数・2次方程式」から1問出題されています。
「数学」に関しては、知能分野の数的推理と被る内容もあるため、比較的学習しやすいと思います。
どの試験においても「 2次関数・2次方程式」が頻出であり、特に東京消防庁では過去5年間で毎年出題されているので、しっかりおさえておくことが重要になります。
また「三角比・三角関数」も頻出であるといえます。特に裁判所一般職の試験では過去5年間で4年分出題されています。「三角比・三角関数」に関しては高校数学の内容とはなりますが、正弦定理や余弦定理を利用する問題が多く、数学ⅠAの内容がほとんどとなります。
対策としては、数的推理、判断推理と同様に頻出単元について基本的な内容(公式や基本的な問題の解法)を習得することが重要になります。具体的には問題に多く取り組むことで、問題を見ればすぐに解法が浮かび、確実に解けるようにしておく状態にし、過去問で正答できるか確認しておきましょう。
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