東京アカデミー京都校
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皆さん、こんにちは😀 東京アカデミー京都校の公務員担当です。
高卒・短大卒程度公務員試験対策における教養試験について各科目を順次ご紹介しておりますが、
本日は、文章理解分野の「英文」の傾向と対策についてご紹介します👩🏫
文章理解の英文の問題は公務員試験において、2~4題程度出題されています。文章の長さは10~25行前後となっております。短めの文章でも長めの文章でも、全体の訳がある程度できなければ、正解肢を選ぶことはできません。単語やイディオム、構文、文法などの基本的な知識を習得するのはもちろんのこと、平素から英文を読む習慣をつけて、着実に読解力を養うことが必要です。
大きく分けると3種類。
① 趣旨把握・内容合致
⇒その文章において筆者が「何を言おうとしているのか」を読みとる問題
②空欄補充
⇒文章中に抜けている語句や文を挿入する問題
③文章整序
⇒一連の文章をばらばらに切り離して並べたものを、筋道が通るように配列する問題
これら3つのパターンのうち、趣旨把握・内容合致の出題が圧倒的に多いですが、実施年度や自治体によっては、空欄補充や文章整序も出題されます。どの出題パターンにおいても、英文をすべて完璧な日本語に訳しながら解く必要は全くありません。英語の語順そのままにフレーズやセンテンス単位で内容を把握し、効率よく解き進めることが大切です。
①私のうちに来てください
②食事を楽しんで
③私の妻の手料理を
⇒これでも内容の大枠は読みとれます。
日本語として正しく訳すためには、一度読んだ後にもう一度、文章を行ったり来たりしなければなりません。
公務員試験では、「訳読ではなく速読」を心がけましょう。
また、趣旨把握・内容合致においては、問題文を読む前に、選択肢に目を通しておくことをお勧めします。選択肢から読むことで、内容を大まかに把握することができ、スムーズに問題文を読み進めることができます。多くの問題において、選択肢1~5は問題文の内容順に並べられていることが多いため、問題文を読みながら、上から順に誤った選択肢を切っていくのも効率的です。
公務員試験は時間との勝負ですので、いかに効率よく問題を解き進められるかがポイントです。単語・イディオム・構文・文法などの基本的な知識は、高校までの知識で十分ですので、現役高校生の方は、まずは高校の授業内容をしっかりと勉強することが、合格への近道です。
すきま時間を活用して構文や単語を覚えたり、1日1問文章理解の問題にチャレンジしたりして、1日の中で英語に触れる機会を増やしていきましょう🎈
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