【教員採用】北九州市 令和６年度教員採用試験の変更点公表

みなさんこんにちは。

東京アカデミーの教採担当です。

「一月往ぬる二月逃げる三月去る」といいますが、あっという間にもうすぐ３月になりますね。

さて、本日は先日公表されました「令和6年度北九州市立学校教員採用選考試験の変更点」を以下のとおりご紹介します。

【試験区分「小学校教員(小中一貫枠)」の採用予定数の拡充】

・小学校（小中一貫枠）の採用予定者数を拡充する。 ※採用予定数は、４月下旬ごろ「北九州市教員採用情報専用サイト」で掲載予定。

★ちなみに昨年の試験ではこの「小中一貫枠」の採用予定数は５名でした。それに対し志願者62名➡最終合格者は25名と、当初の採用予定数の５倍の合格者が出ています。令和６年度、どの程度拡充されるか注目です。

【特別選考「複数免許状所有者特別選考」における資格要件の拡充】

特別支援学校教員のうち、特別支援学校教諭一種または専修免許状所有者に限り、小学部においては、小学校教諭普通免許状を、中学部においては、中学校教諭普通免許状を所有する者又は受験日の属する年度内に取得見込みの者を対象に追加する。

★複数免許状所有者特別選考は第一次試験が免除となります。よって自治体を跨いだ併願が可能になる場合がありますので、ほかの自治体もチャレンジしてみるものいいですね。ちなみに看護師免許をお持ちの養護教諭志望の方は、福岡県との併願も可能です（昨年例）。

【特別選考Ⅳ「大学等推薦特別選考」における各大学の推薦可能人数の拡充】

小学校、特別支援学校の推薦可能人数の制限を撤廃し、推薦可能人数を拡充（上限なし）する。

★現役大学生には朗報です。大学等推薦については、別の要件がありますので、下記もご参照ください。

https://www.kita9.ed.jp/kyoushokuin-c/r6daigakuseuisennozisinituite.pdf

【小学校教員及び特別支援学校教員(小学部)の第二次試験(実技試験)の廃止】

小学校及び特別支援学校（小学部）の第二次試験（実技試験）の英会話実技試験を廃止する。

★強烈に難しい英会話実技ではありませんでしたが、受験生の皆さんの負担が減るのは大歓迎ですね。

【小学校教員及び特別支援学校教員（小学部）における一定の英語力を有する者への優遇措置の導入】

小学校教員及び特別支援学校教員（小学部）において、特定の資格を有し、希望する者については、一次試験において優遇措置（加点）を受けることができる制度を導入する。

★英会話実技がなくなった変わりに、資格として客観的に評価された英語力をお持ちの方には、とてもうれしい措置です。

尚、詳細につきましては下記をご参照ください。

https://www.kita9.ed.jp/kyoushokuin-c/examination.html#r6henkouten