東京アカデミー立川教室
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みなさん、こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの松尾です。
いよいよ先日チケットが当選した日向坂46のイベントが近づいてきました(笑)実は先日も日向坂4期生をお披露目するイベントが幕張メッセであったのですが、残念ながらそちらはチケットが取れず、グッズだけ購入する形で参加しました(笑)
さて、毎週木曜日にお届けしております、大卒公務員試験の傾向と対策ですが、今回は「東京特別区の教養試験対策」についてご案内します。
東京特別区(一般方式・Ⅰ類)の教養試験はご存知の通り、①知能分野は全員必須の一方、②知識分野は全20題の中から12題選択で事足りる試験となっています。知能分野はどうしても学習から切り離すことは難しいですが、知識分野はご自身の学習状況や得意科目等で選択できます。
それではここからは、出題されやすいポイント等についてご紹介していきます。今回は2022年5月に弊社で実施した、解答速報会の分析データにも触れながらご紹介したいと存じます。
なお、このブログは2回に分けてご案内させていただきます。1回目は、出題内容やポイントのご紹介。次回2回目は津田沼校チューターさん(特別区最終合格)によるチューターさん目線での教養試験対策法についてご紹介します。
全員必須回答の知能分野問題については、一般知能各科目から満遍なく出題となっております。
(数的推理5問・判断推理6問・空間把握4問・資料解釈4問/文章理解(現代文)5問・文章理解(英文)4問)
数的推理については、正答率6割の問題が1問のみで、残り4問は3割~4割といった問題となり、難易度が高い試験であるといえるでしょう。
判断推理では、正答率6~7割の問題が3問あり、残りの問題もおおむね5割前後と比較的難易度が低い問題がそろっている傾向にあるかと思います。
一方資料解釈・空間把握では各1問ずつ正答率3割台の問題が存在し、残りの3問も4~5割程度の正答率であることから、数的推理同様難易度が高い試験であるかと存じます。
文章理解については、現代文1問が正答率3割と難易度が高かったですが、現代文・英文とも残りの問題は正答率が概ね6割~7割程度であったことから、全体としては難易度が低い位置にあったかと存じます。
文章理解・判断推理は比較的得点源になりやすい科目であった一方、数的推理・空間把握・資料解釈は一部問題を除き、得点しにくい問題であったかと存じます。特別区受験予定の方は、上記も参考にしつつ、過去問や類似問題に慣れておき、1点でも多く点数を確保できるよう、問題演習を日々重ねていくことをおすすめいたします。
一方で選択問題である知識分野については、人文科学(倫理・哲学、歴史及び地理)4問、社会科学(法律、政治及び経済)4問、自然科学(物理、化学、生物、地学 各2問)計8問及び社会事情4問となっています。
人文科学では、歴史・地理はおおむね正答率6割、社会科学では、正答率4割以下が2問、6割程度が2問と割れています。
また自然科学では、生物・地学が正答率2~3割台の一方、化学は5~7割台という科目間の差が歴然と現れた形となりました。
また、特別区特有の科目が社会事情になります。社会事情は一般的な公務員試験の筆記試験では「社会時事」の分野に該当します。主に試験前年1年間の社会時事から出題されております。2022年の試験では、2021年9月及び12月のドイツの政権交代、5月のデジタル改革関連法及び2021年7月の世界遺産認定から出題がありました。
時事分野をしっかりと心得ておけば正答率は高くなるように見えるのですが、2022年の場合は、概ね2~4割台にとどまっています。
知識分野はご自身の得意分野・科目で12問を解答するのも手ではあるのですが、上記のように正答率が比較的高い、人文科学(歴史・地理)・自然科学(化学)・社会科学(政治・経済)で得点を稼ぐのと同時にぜひ社会時事に改めて関心を持っていただき、1点でも社会事情から得点を稼ぐと、他の受験生との差も開いていくかと思います。
今回はここまでとさせていただきます。
次回は津田沼校チューターさん(特別区最終合格)によるチューターさん目線での教養試験対策法についてご紹介します。お楽しみに!
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