東京アカデミー立川教室
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みなさん、こんにちは!公務員試験対策の予備校=東京アカデミーの松尾です。
本日は前回に引き続き東京特別区の教養試験対策パート②をご案内させていただきます。
今回は津田沼校チューターさんで特別区にも最終合格された磯部さんより合格者から見た教養対策のポイントをお伺いしております。
私こと松尾が前回ご案内した内容とは、少し異なる面もありますが、学習法は決して1つではありませんので、ぜひ参考にしてください。
皆さんこんにちは、東アカ公務員対策チューターの磯部です。特別区を受験するに当たって意識した教養試験のポイントをお話したいと思います。
前提として、私は勉強開始時期が遅く、専門試験で点を取るべく傾斜をかけて勉強をしたため特別区教養対策はあくまで一例という程度に参考にしてみてください。
└①数的推理5問、判断推理6問
└②空間把握4問、資料解釈4問
└③現代文5問、英文4問
■勉強時間:①>②>③
■解く順番:③⇒①⇒②
①に関して、個人的には特別区としての数的・判断推理対策は『特別区の過去問をひたすら繰り返し解くこと』がポイントのように感じました。東アカの講義で特別区の過去問に多く触れたため、扱った問題を繰り返し4~5周解きました。公務員試験では数的・判断推理の出題比率が高いため、問題慣れのためにもDATA問(松尾註:東アカオリジナルの過去問題集)は実践編を同様に4~5周解きました。
②に関して、私は1問を解くのに①③より時間が掛かったので勉強時間も解く順番も後回し、『空間把握・資料解釈ともに東アカの講義と特別区の過去問を数回繰り返し解く程度』でした。本番では空間把握は解ける自信がある問題のみ、資料解釈は4問あるうちの1・3問目を優先して解きました。(例年1・3問目は四則演算が体感的に容易な傾向故に難易度が易しいため)
③に関して、現代文・英文ともに難易度は高くなく、『現代文は特別区の過去問を、英文は隙間時間に大学受験で使用した英単語帳を反復すること』で対応できました。大学受験をそれなりに経験している方なら最低限の勉強で得点可能だと思います。難易度の割に出題比率も高いため苦手意識がある方も捨て科目にせず、毎日少しずつでも問題集を解く方がいいと思います。
└①人文科学(倫理・哲学、歴史及び地理)4問
└②社会科学(法律、政治及び経済)4問
└③自然科学(物理、化学、生物、地学)8問
└④社会事情4問
■勉強時間:③>④>②>①
■解く順番:④>③>②>①
①に関して、範囲が広い割に出題比率が低いため『特別区本番では捨て科目』にしました。志望先によっては出題数や重要科目が変わるので、各々の得意不得意やアカデミーのスタッフ・先生方に相談しながら取捨選択するといいと思います。
②に関して、科目によっては専門試験と内容が一部重複するので『専門試験の憲法、ミクロ、マクロ、財政学、政治学等をメインに勉強』し、『重複しない範囲は追加で勉強』して効率よく取り組むと良いと思います。
③に関して、『各2問ずつ計8問と出題比率が高くコスパが良い』と思っていました。難易度も高校の定期試験程度と易しく感じました。私は高校で物理を履修しなかったので捨て科目にしましたが、その他の3科目は東アカの講義やDATA問の解説をテキストに追記し、テキストもDATA問も4~5周ほど反復しました。
④に関して、『計4問と出題比率が高く、知っていれば瞬時に回答できるため最もコスパが良い』と思っていました。時事蔵(松尾註:東アカオリジナルの時事対策教材)付属の問題解説を選択肢や時事蔵に追記し、時事蔵も付属の問題も4~5周ほど反復しました。また、YouTubeで時事を解説しているチャンネルを隙間時間や就寝前に見ることで記憶や理解を定着させました。
以上が私の特別区教養対策になります。前述の通り得意不得意の個人差や戦略によって対策は人それぞれですので、納得のいく進め方をするのがベストだと思います。
皆様、いかがでしたでしょうか。ぜひご参考になさってください!
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