東京アカデミー神戸校
ブログ
看護師国家試験の予備校 東京アカデミー神戸校です 😯
いよいよ合格発表も目前というところですが、本日は先日行われた第112回看護師国家試験の振り返りをしてみました。
今年受験された方の振り返りや、第113回看護師国家試験を受ける予定の皆様の参考になれば幸いです。
第112回看護師国家試験は新出題基準である【令和5年版 出題基準】が適応された最初の試験です。
今回はどのような問題が出題されていたのか振り返っていきましょう。
パーキンソン病や川崎病、統合失調症といった頻出の疾患が多く出題されていました。
しかし、新出題基準から出題された問題もあり、全体として難しさを感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
また、昨年と比べて五肢択一問題と五肢択二問題ともに増加していることにより、特に五肢択二問題は2つ選択しなければいけないところを1つしか選択しないといったようなミスをしてしまうこともあります。
問題文の最後までしっかりと確認してから解答するようにしましょう。
新出題基準から追加された項目からは今後も出題されます。基本的な知識を根拠と共に理解していく必要があります。
昨年同様、五肢択一問題は1問のみでした。
また、過去問題の類似問題が多く出題されていました(全50問中なんと30問以上!)。
新出題基準からは「必修Ⅳ-15-C-必要な防護用具(手袋、マスク、ガウン、ゴーグル)の選択・着脱」などが出題されていました。
やはり、過去問を解くことが直接得点につながるということになります!
昨年度と比較して、五肢択一問題・五肢択二問題ともに出題数は増加しましたが、イラストや図表を使用した問題は例年並みの問題数となりました。
新出題基準からは「人体Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ-6-A-心周期」や「看護の統合と実践Ⅲ-3-A-プライマリ・ヘルス・ケア」など、全科目において出題されていました。
昨年出題されていた一つの状況に対して二連問・単問は出題されず、全て三連問での出題でした。
小児看護学の状況設定問題では、地域連携に関する問題が出題されました。
今後も病院だけではなく、地域や学校、保育所との連携に関する問題が出題されることが予想されます。
新出題基準からは「小児Ⅰ-1-C-小児慢性特定疾患医療費助成制度」などが出題されました。
後半で集中力が維持できない学生も多いので、長文を読む・キーワードを読み取る…など、ある程度「慣れ・訓練」が必要です。
3月24日(金)14:00の合格発表まで緊張が続くと思いますが、ボーダーについてなどこの時になるまで分かりません。
これまで頑張ってきた自分を労って、有意義に過ごして頂ければと思います。
本当にお疲れ様でした!