東京アカデミー秋田校
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秋田県内看護学生の皆さん、国家試験担当の渡辺です。
2月12日(日)に第112回国家試験が終了し、3月24日(金)の合格発表🌸を待つばかりです。
第113回の国家試験を受験する皆さんにとって、第112回国家試験はどうだったのか、気になるところです。
今回の看護師国家試験は、パーキンソン病や川崎病、統合失調症など頻出疾患が多く出題されていました。
教科書や模擬試験などをベースとした学習ができていた受験生は、得点を伸ばすことができたと思われます。
しかし、新出題基準からの出題もあり、全体として難しく感じた受験生もいたのではないでしょうか。
必修問題は、昨年同様五肢択一問題は 1 問のみでした。
また、過去問題の類似問題が 50問中 30 問以上と多く出題されていました。
午後の必修問題に比べると午前の必修問題は正答率の低い問題がいくつか見受けられました。
新出題基準からは個人防護具の脱衣手順などが出題されました。
一般問題は、昨年度に比較して五肢択一問題も五肢択二問題も出題数が増加しました。
昨年度増加したイラストや図表を使用した問題は、例年並みに戻りました。
新出題基準で追加された項目は、心周期やパッチテストなど、全科目において出題されていました。
状況設定問題は、昨年度出題されていた一状況二連問・単問は出題されず、全て三連問の出題でした。
小児看護学の状況設定問題では、昨年度の学校生活管理指導表に続いて、小学校に配置されている看護師や担任への指導など地域連携に関する問題が出題されていました。
今後も病院だけではなく地域や学校、保育所との連携に関する問題が出題されるでしょう。
令和五年版出題基準の新しいキーワードからは今後も出題されますが、基本的な知識を根拠とともに理解し系統立てる学習が求められています。
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