東京アカデミー青森校
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青森県・青森市等の公務員、国家公務員等の予備校=東京アカデミー青森校の髙山です 😉
昨年から時事対策をブログで紹介しています。14回目の今回は、「デジタルマネーによる賃金の支払い解禁」について紹介していきます。2/27のブログで少し触れましたが詳しく紹介していきます!
2023年4月1日より、労働者の同意を得たうえで賃金(給与)の支払いがデジタルマネー(paypayなど)での支払いが解禁します。💴
これまでは、現金での手渡し、銀行口座・証券口座の振込のみでした。
デジタルマネーや電子マネーなどのキャッシュレス化が主流の現状、2021年にはキャッシュレス決済比率は30%です。30%は先進国に比べて大幅に遅れていることから、2025年までに40%を目指しています。
ただし、現金化できないポイントや仮想通貨での支払いは認められていないので、ご注意ください!
①チャージ不要
電子マネーに振り込まれることにより、チャージすることが不要になります。残高が足りないときにはこれまで通りチャージが必要になりますが、給与がそのまま電子マネーになるので、わざわざ銀行からのチャージが不要になります。
②外国人の雇用や国内消費の拡大
少子高齢化社会が進んでいる中で、労働力不足になっており、外国人労働者を受け入れる企業も多くあります。外国人の中には、給与の受取のための銀行口座を容易に開設できない人もいます。デジタル給与の利用には銀行口座の登録が不要なため、外国人への給与の受け渡しがスムーズになります。
①資金移動業者が厚生労働大臣に指定申請を行います。
②申請を受けた後、厚生労働省で審査を行い、基準を満たしている場合にその事業者を指定します。※審査には数か月かかります。
③利用する指定資金移動事業者などを内容とする労使協定と締結する。
④留意事項の説明を聞き、理解したうえでデジタル払い使用者の同意書を提出する。
あくまで賃金支払いの手段の一つですので、労働者が希望しない場合はこれまで通りの受け取り方で問題ありません。
詳細は厚生労働省のHPをご覧ください。
電子決済、キャッシュレス決済化が主流になっている中で、今回の解禁を心待ちにしていた方も多くいると思います。財布を持たない方も多くなってきている現状、現金のみのでの支払いのお店も減ってきています。これからもますますキャッシュレス化が進んでいくでしょう。
3月19日(日)に3月生が開講します。青森県職員採用試験が6月18日(日)と発表されています。残り3か月です。試験までにやっておくことについて以前ブログで紹介していますので、少しでも参考にしてもらえると幸いです。自分に合った勉強方法で試験に備えましょう。ただ、焦らず冷静に試験まで過ごしていきましょう。
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