東京アカデミー難波教室
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こんにちは、東京アカデミー難波校の国家試験対策担当です。
今回の高正答率問題は、今日から午後問題になりますね。
「栄養教育論」から2問ご紹介します。
10 肥満児童の母親が、仕事からの帰宅時間が遅く、子どもが母親を待っている間にお菓子を食べ過ぎてしまうと悩んでいる。栄養カウンセリングにおいて、ラポールを形成するための発言である。最も適切なのはどれか。1 つ選べ。
⑴ 不在時に、お子さんがお菓子を食べ過ぎてしまうのは仕方のないことですよ。
⑵ 不在時に、お子さんがお菓子を食べ過ぎてしまうのは心配ですね。
⑶ 職場の上司に、帰宅時間を早めたいと相談してみてはいかがですか。
⑷ お菓子の買い置きをやめることはできませんか。
正答は⑵。正答率92.9%でした。
2.2%の方は、選択肢⑴を選択されました。
ラポールの形成において、まずはクライアントを受容し、共感的理解を示すことが重要です。
⑴は、母親の悩みに対して仕方がないという諦めの表現は、母親の気持ちを受容していることにならないため、誤りですね。
11 妊娠をきっかけに、食生活を改善しようと考えているが、飲酒だけはやめられない妊婦に対する、
動機づけ面接におけるチェンジトークを促すための質問である。誤っているのはどれか。1 つ選べ。
⑴ どうしてお酒をやめられないのですか。
⑵ このまま飲酒を続けたら、どのようになると考えていますか。
⑶ お酒を飲まずにいられた日もありますね。それはどのような日でしたか。
⑷ お酒を飲まない生活には、どのようなメリットがあると思いますか。
⑸ もしお酒をやめたら、ご家族はどのように思われるでしょうか。
正答は⑴。正答率83.9%でした。
あたなはいかがでしたか?
第36回国家試験 問題は厚生労働省のHPで確認いただけます。
※正答率は、弊社自己採点会へご参加いただいた方の解答データを基にしています。