東京アカデミー神戸校
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こんにちは!
東京アカデミー神戸校 国試担当です 👧
第34回国家試験の高正答率問題のご紹介の続きです。
第15回は、「福祉サービスの組織と経営」です。
第34回の出題7問すべてが、正答率70%以上の高正答率科目でした。
では、その中から2問をご紹介します。
1 1 件の重大事故の背景には,重大事故に至らなかった2 9 件の軽微な事故が隠れており,その背後には事故寸前だった3 0 0 件の危険な状態が隠れているのを,リーズンの軌道モデルという。
2 リスクマネジメントは,厳しい管理体制を敷けば事故はなくせるものという前提に立つ。
3 職員要因のリスクコントロールをするためには,サービスの質の維持・向上を図るための業務や作業の標準化が必要である。
4 リスクマネジメントは,危機管理体制の確立よりも個別リスクへの対応を基本とする。
5 リスクコントロールとリスクファイナンスのうち,リスクコントロールの例として損害賠償保険の活用が挙げられる。
正答は、3です(正答率72.3%)。
15.0%の方が、選択肢1を選んで間違っておられました。
1 パワーハラスメントの典型的な例には,優越的な関係を背景として行われた。身体的・精神的な攻撃,人間関係からの切り離し,過大・過小な要求などが含まれる。
2 時間外・休日労働について,月2 0 0 時間を超えなければ,事業者には健康障害を予防するための医師による面接指導を行う義務はない。
3 全ての事業場には産業医を置かなければならない。4 常時5 0 人以上の労働者を使用する事務所を複数運営する組織であっても,衛生委員会は本部(本
社)に設置すればよい。
5 「ストレスチェック」の結果は,事業者から労働者に対して通知することが義務づけられている。
(注)ここでいう「ストレスチェック」とは,労働安全衛生法で定める「労働者に対して行う心理的な負担の程度を把握するための検査」のことである。
正答は、1です(正答率78.0%)。
19.6%の方が、選択肢5を選んで間違っておられました。
あなたは正答できましたでしょうか?