東京アカデミー神戸校
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こんにちは!
東京アカデミー神戸校 国試担当です 🌼
第34回国家試験の高正答率問題のご紹介の続きです。
第18回は、「就労支援サービス」です。
第34回の出題4問すべてが、正答率50%以上でした。
では、その中から2問をご紹介します。
1 障害者は,これを酷使してはならないと明記している。
2 何人も,公共の福祉に反しない限り,職業選択の自由を有すると明記している。
3 男女同一賃金の原則を明記している。
4 週4 0 時間労働の原則を明記している。
5 勤労者は団体行動をしてはならないと明記している。
正答は、2です。(正答率88.0%)
1 就労移行支援事業では,利用者が就職できるまで支援を提供するため,利用期間に関する定めはない。
2 就労継続支援A 型事業では,雇用契約を締結した利用者については最低賃金法が適用される。
3 就労継続支援A 型事業の利用者が一般就労に移行することはできない。
4 就労継続支援B 型事業の利用者が一般就労に移行する場合には,就労移行支援事業の利用を経なければならない。
5 就労継続支援B 型事業は,利用者に支払える平均工賃が月額2 0 , 0 0 0 円を上回ることが事業認可の条件となっている。
(注) 「障害者総合支援法」とは,「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」のことである。
正答は、2です。(正答率64.1%)
選択肢4を選んだ方が、22%もいました。利用者の就労支援は,就労継続支援B 型事業における事業の一つであり,利用者は一般就労に移行する際に,就労移行支援事業の利用を経る必要はありません(「運営基準」第2 0 2 条,第1 9 4 条)。
「障害者総合支援法」では,訓練等給付として就労支援のサービスがある。
就労支援サービスには,就労移行支援,就労継続支援(A 型,B 型),就労定着支援がある。
それぞれのサービスの内容と特徴,利用期限の有無などを押さえておきましょう。
あなたは正答できましたでしょうか?