東京アカデミー難波教室
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こんにちは、社会福祉士国家試験対策 担当です 🙂
第34回国家試験の高正答率問題のご紹介です。とうとう最終回となりました。
今週末は本試験ですものね・・・。
第34回の出題4問すべてが、正答率50%以上でした。
では、その中から2問をご紹介します。
問題1 4 8 少年院に収容中の者に対する生活環境の調整に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 仮退院決定後,速やかに開始する。
2 裁判所の発する令状をもって開始する。
3 調整すべき事項に借金返済のための金品の給与が含まれる。
4 少年院の法務技官によって行われる。
5 調整すべき事項に釈放後の就業先や通学先の確保が含まれる。
正答は、5です。(正答率79.9%)
13%の方は選択肢1を選ばれていました。
生活環境の調整は、仮退院決定後ではなく、仮退院が決定する以前から開始します。
問題1 4 9 事例を読んで,仮釈放に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
〔事 例〕
M さん(2 5 歳)は,交通事故(人身事故)で懲役3 年の実刑判決を受けてV 刑務所に収容され,刑に服して6 か月が過ぎた。深く反省し,服役中の行状も良好である。かつてM さんが勤務していた会社の社長A さんは,M さんが釈放された場合,自分が引受人になって再びM さんを雇用してもよいと考えている。
1 M さんの仮釈放の審理を開始するには,M さんがV 刑務所の長に仮釈放を申し立てなければならない。
2 M さんは,仮釈放になった後は保護観察が付されない可能性がある。
3 M さんの仮釈放の審理において,被害者の意見や心情は反映されない。
4 M さんについて,現在の刑に服した期間では仮釈放の決定はできない。
5 M さんの家族以外の者が仮釈放後の引受人になることはできない。
正答は、4です。(正答率50.0%)
選択肢2を選んだ方が、25%もいました。
仮釈放を許された者は保護観察に付されるため,Mさんも仮釈放になった後は保護観察が付されます(更生保護法第4 0 条)。
次に多かったのは、選択肢1(14.8%)です。
仮釈放の審理を開始するには,刑務所の長が地方更生保護委員会に仮釈放を申し立てます(更生保護法第3 4 条)。
あなたは正答できましたでしょうか?
今週末は本試験ですね。
会場の下見(ルートの確認)はすまされましたか。
気温は高い予想がされており、多くの交通機関に影響の出るような寒波はなさそうですね。
それでも当日は余裕をもって、会場にむかいましょうね。