東京アカデミー松山校
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みなさん、こんにちは。
東京アカデミー松山校の大卒公務員担当の高橋です。
今年は、桜の開花が例年より早そうですね。お花見も解禁とのこと。楽しみのある春ですね。
さて、3/1に、2023年度の愛媛県職員採用試験において、重要な発表がありました。
愛媛県では、
行政事務Aが78名から43名に減少、
行政事務Bは16名から10名に減少、
学校事務は25名から16名に減少となり、
警察事務のみ7名から8名に増加となっています。
減少については、やはり、令和5年4月1日に施行される「国家公務員法等の一部を改正する法律」「地方公務員法等の一部を改正する法律」の影響を受けているようです。
前回2/9(木)のブログでもご紹介しましたが、
2月1日に、国家公務員、愛媛県職員の2023年度実施試験の概要が
また、2月9日には、裁判所職員の受験案内が発表されています。
国家一般職は、行政四国は、2022年度採用予定数が約110名だったのに対し、
2023年度の採用予定数は約130名に増えています。
国家専門職の国税専門官は、
2022年度採用予定数 約1330名(受験案内では約1400名)が、
国税専門A(法文系)として約1000名に減少しました。
国税専門B(理工・デジタル系)が新設され、約100名の採用を予定していることも影響しています。
財務専門官は、2022年度採用予定数 約180名(受験案内では約170名)が、
約160名に微減の状態です。
裁判所職員については、
高松高等裁判所管轄において、2022年度採用予定数 20名程度が、
15名程度に減少しました。
2023年受験を予定している皆さんにとっては、大変厳しい発表となりましたが、最後まで諦めず走り続けてほしいです。
採用予定数が減ると倍率は上がりますが、本格的に1次試験対策をしていない受験生も減りますので、
実質倍率は必ずしも比例しないのだと前を向いてください。
ここ数年は、いろいろな公務員試験の倍率が過去最低レベルとなっていたのも事実です。
減った、少なくなったと気弱にならず、気持ちを強く持って、ともにがんばりましょう。
また、併願の準備を進め、1次試験対策だけでなく、2次試験対策をしっかりと進めましょう。
愛媛県では、HPに試験の例題として、過去に出題された論文や集団討論のテーマが掲載されています。
例えば、2022年度の作文試験では、
「ウィズコロナを見据えた「攻め」の社会経済活動について」
または、「オール愛媛で取り組むべき重要施策について」がテーマとされました。
2022年の集団討論(行政事務B以外)では、
・男女共同参画社会づくりについて
・高齢者がいきいきと暮らせる健康長寿えひめの実現について
・戦略的なプロモーション活動の推進について
・魅力ある観光地づくりと国際観光の振興について
・地球温暖化対策の推進について
・愛媛産品のブランド力向上について
がテーマとされています。
2次試験対策として大変参考になりますね。出題予想を立てて、取り組んでいきましょう。
愛媛県の行政事務A、学校事務、警察事務1次試験に課される専門試験では、経済学の出題数が14問/40問もあります。
出題数が多い経済学を捨て科目にしないよう、得点力を上げていきましょう。
また、愛媛県ではHPで各科目の平均点や合格最低点も公表しています。
例年、教養は5割程度、専門は4割程度が平均的なボーダーです。
難しい問題を追わず、易しい問題を落とさないような冷静な学習を心がけていくことをおすすめしたいです。
本試験まで残り100日ほど。
睡眠時間を削りすぎて体調を崩しやすいのがこの時期です。
自分が何をしたらモチベーションが上がるか、を考えて息抜きも大切にしてくださいね。
みなさんの健闘をお祈りいたします。
詳しくはこちらをご参照ください。