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皆さんこんにちは!公務員試験対策の予備校、東京アカデミーです。
今回のテーマは『SPI試験』の概要と対策ポイントについてです。
SPI試験は、近年公務員試験でも導入されている自治体が多く、関西圏では西宮市、吹田市、豊中市、生駒市などの自治体で実施されています。教養試験と比べると対策が容易、併願もしやすいなどの理由から多くの方が受験されており、人物を重視する自治体を中心に積極的に利用されています。
受験者にとっても筆記試験の負担が少ないので、メリットはあると言えるでしょう。ただし、教養試験実施の自治体と比較すると、倍率が高い傾向があるため、面接試験を含めてしっかりとした対策が必要です。
実施方法と試験内容
公務員試験では、主にテストセンターやペーパーテスト形式で実施されることが多くなっています。またSPI3試験では、「能力検査」がいわゆる筆記試験を指しており、「言語分野」と「非言語分野」に分かれています。
言語分野の内容は主に・・・語句の意味、二語の関係、語句の成り立ち、文章整序、長文問題など
非言語分野の内容は主に・・・割合、料金の割引、速さ、集合、確率、推論(命題・論理・位置関係・対応関係・順序関係)資料の読み取りなど
SPIで高い評価を得る3つのポイント
公務員試験対策としての「文章理解」では対応できない「語句の意味」、「二語の関係」、「語句の成り立ち」を入念に対策しておきましょう。長文問題以外は、1問につき数秒で解答する必要があるため、文章理解の対策を軽んじている方は特に注意が必要です。
またテストセンターで実施する場合は、受験者の正答率によって難易度が変動します。最初は「言語」の問題からスタートするのですが、序盤は漢字、熟語の意味を問う「語句の意味」が出題されます。この問題が解けないと、全般的に問題レベルが易しいまま推移してしまう恐れがあるため、特に「語句の意味」はきちんと整理しておきましょう。言語が低い評価だと、次の非言語の問題も解きやすい問題からスタートしてしまう(高い評価を出すことが困難に)ので、注意が必要です。
非言語は、言い換えると空間把握が出ない一般知能であり、対策のたてやすい問題です。ただし、シンプルな問題文に速答する力が必要となります。そのため問題を読みながら、解法をイメージしつつ、読み終えてから、すぐに解法にとりかかれるよう慣れる必要があります。出題の多くが推論分野からですので、このパターンを攻略することが要となります。
公務員試験対策としての「数的推理」ではあまり馴染みのない「代金の清算」「料金の割引」「物の流れと比率」「ブラックボックス」「グラフと領域」についても出題されるので、しっかり対策を立てていきましょう!
まとめ
一般的な公務員試験の「教養試験」の対策をしている方は問題範囲も重なることが多く、問題のレベルも比較的易しめですので、公務員試験の教養試験対策でも十分対応はできるかと思います。
ただし、SPI試験はとにかく時間との闘いです。
非言語分野でさえ、1問につき30秒~1分30秒程度で解答する必要があります。
対策を始めるにあたり様々な問題集が書店に置かれていると思いますので、ぜひ確認してみてください。
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