東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当:石井です。
およそ1年ほどになりますが、2022年4月に文部科学省より『「教師不足」に関する実態調査』の発表がありました。目的は『臨時的任用教員等の確保ができず学校へ配置する教師の数に欠員が生じる「教師不足」に関して、年度当初における全国的な実態を把握するため』とされ、令和3年度始業日時点 及び 令和3年5月1日時点の2時点について調査が実施されました。
その結果、
といった各学校種における「教師不足」の概要が公表されています。
ここで重要であるのはその「教師不足」の要因・理由です。ブラックな職場というイメージから教員志望者の減少を要因として伝える記事を見ることもありますが、受験生の皆様は、必ず、文部科学省の見解を流用しましょう。
【「教師不足」の要因 文部科学省の見解】
受験生はこの3点を踏まえた意見づくりを行いましょう。
では、「教員不足」を解消するにはどういった取り組みが必要になるでしょうか?
といった取り組みが必要とされ、すでに実施されている自治体もあります。そして何より、地方公務員法の一部改正により、地方公務員の定年は段階的に引き上げられ、令和13年には65歳定年への移行が完成となります。もちろん、公立学校教員も対象となります。
「地方公務員法の一部を改正する法律について 総務省公務員部 資料より」
退職者数≒採用数と考えてきましたが、退職者数が減少するならば、採用数も減ることも想定しておきましょう。「教師不足」だから競争倍率はこれからも低下する、とは安易にいえません。むしろ定員は減る要素が大きいと捉え、採用試験対策をしっかり行い、万全の体制を整えましょう。
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本気の皆様をお待ちしています。