東京アカデミー秋田校
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秋田県の教員採用試験を受験予定の皆さん、こんにちは。東京アカデミー東北の伊藤です。
3月13日(月)文部科学省HPにて、「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議報告」が出されています。
※同報告書掲載の文部科学省HPへは、こちらをクリックで確認できます。
特別支援教育に関する出題は、秋田県でもよく見られるテーマですので、内容の通読、重要箇所の理解が大事と言えます。
同テーマは2021年末から何度も検討会議が開催され、その報告書が出されています。連続して通読することで大きな流れを掴めるかもしれません。
今回の報告書では、例えば、現状と課題として、次のようなデータも掲載されています。
★★学習面又は行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒:小中学校8.8% 高等学校2.2%
➡ 全ての学級に特別な教育的支援が必要な児童生徒が在籍している可能性がある。
★★うち、校内委員会で支援が必要と判断:小中学校28.7% 高等学校20.3%
➡ 校内委員会の機能が十分に発揮されていない。
学校現場の取組として、大きく4つ掲げられています。
①校内支援体制の充実
②通級いよる指導の充実
③特別支援学校のセンター的機能の充実
④インクルーシブな学校運営モデルの創設
これから教員として本採用される受験予定の皆さんは、これらの取組に対して、自分がどのように関われるか。どのように貢献できるか。
その未来像を描き、説明できるようにしておきたいところです。
さぁ、2023年夏の教員採用試験まで、もう4カ月。いよいよ本気モードに突入する時期です。
(合格に向けたお知らせ)
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