東京アカデミー大阪校
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こんにちは。東京アカデミー大阪校の教員採用試験担当の各務です。
2023年3月13日付で「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援の在り方に関する検討会議報告」が取り纏められ、
「通常の学級に在籍する障害のある児童生徒への支援に係る方策について(通知)」も出されました。
2022年12月に文部科学省から発表されたデータによると、学習面又は行動面で著しい困難を示すとされた児童生徒数の割合が、小学校・中学校においては推定値8.8%、高等学校においては推定値2.2%でした。
全ての学級に、特別な教育的支援が必要な児童生徒が在籍している可能性がある状況の中、通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒の実態と支援について知ることは、教員を目指す人にとっては必須です。
そこで今回は、報告の内容について、要点を取り上げ紹介します。
上記の1~4に対応する形で、支援の在り方について具体的方向性が示されました。
支援の対象とすべき児童生徒について幅広く把握し、必要な支援を組織的に対応。
ポイントとしては、下記のようなことが挙げられています。
通級による指導の実施形態としては、下記の3パターンがあり、それぞれにメリット・課題があります。
①児童生徒が在籍する学校で受ける「自校通級」
②児童生徒が他の学校において通級による指導を受ける「他校通級」
③通級による指導の担当教師が対象の児童生徒の在籍する学校へ巡回して指導を行う「巡回指導」
ポイントとしては、下記のようなことが挙げられています。
通常の学級 で学ぶ児童生徒が十分な指導を受けられるよう、小中高等学校への支援を更に充実させる方向性が示されました。
特別支援学校のセンター的機能については、下記の6点に整理されていますので、合わせて確認しておきましょう✅
障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が交流及び共同学習を発展的に進め、一緒に教育を受ける状況と、柔軟な教育課程及び指導体制の実現を目指すため、
特別支援学校を含めた2校以上の学校を一体的に運営するインクルーシブな学校運営モデルの創設を検討する方向性が示されました。
通知文でも取り上げられている、下記の6ポイント(上記でご紹介した①~④の内容)については、整理して確認しておきましょう!
太青字・下線にした部分は要チェックです✅
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