東京アカデミー大宮校
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こんにちは。東京アカデミー大宮校の上田です。
地方上級の教養科目の択一試験は出題科目・出題数によって「全国型」「関東型」「中部北陸型」「独自型」に分かれます。
基本となるのは「全国型」で、「関東型」「中部北陸型」は「全国型」の問題に各型オリジナル問題を足し引きして若干アレンジされるだけです。
例えば、関東型の一般知能は全国型の25問から21問だけを採用していますし、一般知識は全国型の25問に4問加えて29問にしているわけです。
・全国型 一般知能25問(全問必須)一般知識25問(全問必須)
・関東型 一般知能21問(全問必須)一般知識19問(29問から選択)
・中部北陸型 一般知能25問(全問必須)一般知識25問(全問必須)
※北海道、東京都、特別区、大阪府、大阪市は他の地方上級とは別日程で一次試験が実施され、全く独自の試験問題を使用しています。
【全国型】
教養科目50問(全問必須) |
【一般知能 25問】 |
【関東型】
教養科目50問(40問選択回答) |
【一般知能 21問】(必須回答) |
【中部北陸型】
教養科目50問(全問必須) |
【一般知能 25問】 |
合格ラインは公表されていませんし、自治体によっても異なりますが、おおむね6割取っていれば合格できると考えていいでしょう。
ただ、教養科目については、最低4割は得点できるようにしてください。
専門科目の勉強に時間を取られがちなのが受験生の一般的な傾向ですが、教養科目で足切りされないように注意が必要です。
合否判定における、各試験の配点を公表している自治体もありますので、志望する自治体の受験案内をネットで調べてみてください。
どの自治体も終了した採用試験の受験案内をネット上で公開しています。
教養科目の対策として、出題数の多い数的処理・英文で得点できれば、4割キープは確実です。したがって、数的処理・英文の勉強から始めましょう。
あとは、勉強したことのある科目を過去問中心の勉強をして、数的処理・英文で得点できない分を補うように作戦を立てることです。
また、【関東型】の教養科目においては、数的処理の出題数が少ないこと、人文科学・社会科学の出題数が多い(合計で22問!)ことが大きな特徴です。
したがって、数的処理が苦手なままでも、人文科学・社会科学には力を入れるべきです。
特に一般知識は29問中19問だけ選択すればいいので、学習時間が確保できない方や、試験直前期になってあまり時間がない場合は、捨て科目を作って効率よく勉強するのも1つの手段ですよ!
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