東京アカデミー津田沼校
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こんにちは!東京アカデミー津田沼校・教員採用試験対策担当の菅原です。
前回のブログに続いて合格者座談会の内容をお伝えしたいと思います。
(合格登壇者)
・2022年一般選考対策コース10月生
髙橋 純奈さん 小学校(以降高橋さん)
・2022年一般選考対策コース10月生
高梨 秀和さん 中高社会(以降高梨さん)
・2022年一般選考対策コース4月生
Y/Tさん 中高英語(以降Tさん)
高橋さん:面接ノートは私も作成していました。4月に入ると都道府県毎の面接の質問内容を集めた冊子「パーフェクトガイド」が配布されますが、そこにある質問は全て答えられるようにすることが大事かなと思います。あとは千葉県に関することも聞かれるので、5つある千葉県が掲げる理想の教員像のうち1つでもよいので、これは自分に当てはまっているなというのを見つけて掘り下げておくと良いと思います。面接官も落としたいわけでなく、どういう人なのか知りたいと思っているので、聞かれた問いに素直に答え、会話をすることが大事であり、分からない質問が来ても変に答えるよりは勉強不足ですみませんと言った方が絶対良いと思います。
高梨さん:私はノートを作成していたわけではないが、Wordで頻出質問と応答をまとめていました。その際に質問のグループ分けをして、たとえば志望動機とどういった教師になりたいかは、聞き方は違うけれど答えの中身は大体同じなので、面接練習でそのグループ類の質問を振ってもらって、応答の仕方を練り上げていきました。頭の中であれこれ考えるよりも練習して、面接慣れをしながら試行錯誤をして改良していくのが上達への近道だと思います。
Tさん:面接対策へのプロセスは3段階あると考えています。1つめは千葉県が欲しい教員像を踏まえて何をアピールしていくのか。自分ならではの強みが伝えられるかがとても大事で、これがしっかりしていないとノート等を作ってもめちゃくちゃになってしまいます。例えば、アピールしたいキーワードを見つける事が上手くいくコツかなと思います。私の場合は、「特別支援学校で2年ほど勤めていた」「英語以外の教員免許も持っている」「運動もやっていた」という強みがありました。千葉県はなんでもやってくれる人材が欲しい筈だと思ったので、「文武両道でなんでもやります」というのをキーワードとしてピックアップし、それを要として面接対策を進めていきました。1つ目がしっかりすれば、2つ目の過去の頻出な質問対策としてWordで質問内容を起こして回答を何個か書き込み、そこから3つ目の面接練習を行ってその反省と修正のステップを踏んでいけば良いと思います。
あとは完璧な回答を用意しない事です。模擬授業でもそうでしたが、私は完璧にやろうとすると失敗するし、回答を作っておいてそれをなぞるだけでは審査する方もつまらないと思ったので、キーワードと方向性をある程度決めておいてあとはその場の雰囲気を踏まえて変化する余地を残しておいた方が、自分の本心よりも伝わるので良いと思います。
高橋さん:この座談会中ずっと皆さんの目を見ていましたが、しっかり目が合う人と合わない人がいます。面接官は必ずそういうところを見てます。この人聞いているな、向き合うな、やってくれるなと感じます。あえてここでは甘いことは言いません。もしここで「皆さんなら大丈夫。頑張ってください。」と言うと、本当に痛い目に合うからです。
教職は落ちたらまた受けられると思うと、講師になって勉強する時間は本当に少なくなってしまいます。
なので、皆さんが受ける2023年採用試験は一度しかありません。真剣に取り組んでください。今までの受験とは違います。皆さんの将来がかかった大事な試験なので、しっかりと取り組んでほしいです。それで合格して、皆さんが経験したことを私達と同じように次の後輩へ伝えてほしいと思います。頑張ってください。
高梨さん:昨今、教員不足や不登校・いじめ問題などあまり良いニュースを聞かないですが、私はたまごプロジェクト2年目で残り3回で終わりますが、やっていて正直辛いなと思うことはあります。ですが、それ以上に「先生」と呼ばれる(児童生徒から)と楽しいなと思ったり、まだ小さい体験ですが先生として仕事をする中で嬉しい楽しいとやりがいを感じることが多いです。
なので、先生を志して夜遅くや休みを返上して勉強してる自分に自信や誇りを持って、試験に望んでほしいと思います。あくまで合格するのは通過点であり、合格するのは当たり前かもしれない。
そのあとに、どんな先生になりたいのかどんな子供を育てたいのか、というのを面接官は聞きたいと思うので、そこをしっかり考えをもっていってほしいなと思います。
Tさん:採用試験は、大学受験や高校受験と比べて特殊性のある試験だと感じました。その1番の違いは、試験であれ?なんでこの人落ちたんだろうなって人はいないと思うからです。準備していて、準備したものを全部出せた人はおそらく全員合格しているはず。落ちた人は準備していなかったか、県教委が求めている教員とは違う考えなどを言った人が不合格になっていると思います。
裏返していうと、しっかりと県教委が求めている教員像や考えをフィードバックして、的確に返答していけば受かる試験なので、普段自分と対話する事はないと思うので、この試験を通して自分と会話してなぜ教員になろうと思ったのか、他にも仕事が沢山ある中で教員を選んだと思うので、なぜ教師なのかというのとか、私の人生をどの様に生きていきたいのかというのを考えながら、試験に臨んでいただければと思います。
今回でアフターレポートは最終回になります。
聞いている受講生の皆さん始めは受け身になっていた様に見受けられましたが、上述の高橋さんの𠮟咤激励に思わず顔を上げて少しずつ目の色が変わっていくのが分かりました。
そのためか、その後交流会と称した合格者と直接話ができる時間を設けましたが、多くの受講生が話しを聞きに行く姿がありました。
(↑実施直後の様子。この後イスを並べました)
ぜひこの座談会・交流会をきっかけに、皆さん合格への道へ駆け上がって行ってほしいなと思います。
(的中問題ブログ)
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