東京アカデミー難波教室
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皆さんこんにちは!公務員試験対策の予備校、東京アカデミーです。
今回のテーマは『作文試験』の対策です!
教養試験や面接試験の対策はしていても、意外と作文対策はしていないという人も多いかと思います。また、長い文章を書くことが苦手、自分の上手くない文章を他人に評価されることが嫌という方もいるでしょう。
そこで、今回は作文が苦手という方のための対策方法をお教えします。苦手な人はこの春休み中から始めておくようにしましょう。
作文試験では、主に「課題を正しく把握できているか」、「全体の構成の適切さ・内容の一貫性」、「文章表現力・国語力」などが評価のポイントとなります。
もちろん参考書にも書かれている事なのですが、手っ取り早く理解するためには、自分でも原稿用紙に書いてみることです。このとき文章の構成や文体などを意識して書き写すようにしましょう。まずは正しい作文の書き方を知るところが大切です。
また、原稿用紙に書く際は、文字が小さくなり過ぎないようバランスを意識して丁寧に書くようにしましょう。
作文の書き方や原稿用紙の使い方を学んだ後は、実際の試験傾向を基に書く練習をしていきたいところ。
ここで作文試験の主な出題傾向を確認します。
① 公務員を志望する理由、将来の抱負、自分の信条、職業観など、個人の考え方をみるもの
・これまでの学校生活や地域活動などで、周囲の人と協力して一緒に取り組んだ経験について、あなたが担った役割とその取組みを通して学んだことを具体的に述べてください。
(2020年 大阪府 行政)
② 新聞やニュースなどで知る社会情勢や環境問題などについて、自分の感じたことを述べる。ある程度の社会常識と思考力をみるもの
・「神戸を若者に選ばれるまちにするために、あなたが重要だと考えるキーワードを1つとりあげ、そのキーワードを使いながら、神戸市の現状や抱える課題をふまえ、神戸市としてどのようなことに取り組むべきか、あなたの考えを述べなさい。」
(2021年 神戸市 初級)
③ 夢、友情、やさしさなど抽象的なもの、また音楽、趣味、旅など具体的ではあるが形がないもの、どちらも想像力と表現力を要する
・「頼りになる人」
(2021年度 大阪市 消防吏員B)
上記のような出題内容を見ていかがですか?
自分自身の考え方や経験、学んだことはもちろん書けるようにしておかなければいけませんし、加えて公務員としての常識や、社会情勢なども問われています。
このような内容を試験本番でいきなり書くのは、苦手な人にはかなり難しいと思います。
試験本番で固まって書けなくなる。そのようなことが無いよう必ず事前準備をしておきましょう。
そのためには、自己分析と自治体研究(社会時事も)をして、自分の言葉で書く練習をしておくことが大切です。
参考までに対策方法を書いたブログ記事をつけておきますので、やり方が分からないという方は確認しておきましょう。
作文試験の対策として、重要なことはプロに添削をしてもらうということです。ただし、気を付けてほしいことは添削されたものを、そのままにしないということです。必ず添削されたものを熟読してから、書き直すようにしましょう。
ただ単に添削をしてもらっても作文力は上がりません。何が良かったのか、何が足りなかったのかを把握して書き直すことで、自分自身の力になるのです。
また一つ一つの出題内容を、自分でも書けるようにしていくことで自信もつきます。自信をつけることで、本番でも落ち着いて書き進められるようになります。
いずれの対策も是非やってもらいたいのですが、まずは作文を書く練習を始めるということが大切です。いいですか、7月や8月まで残しておいても良いことはありません。必ず春のうちから手をつけておきましょう。今のうちに全く書けないのと、直前期に書けないのでは訳が違います。苦手な人ほど早く始めておきましょう。
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