国家公務員 2024年度試験から基礎能力試験に「情報」が追加！

こんにちは。

秋田県、秋田市、能代市、潟上市、由利本荘市、五城目町など公務員の予備校＝東京アカデミー秋田校の佐々木です。

先日、人事院より「2024年度の国家公務員採用試験における主な変更点について」が公表されました。

変更点のほとんどが大卒程度試験に関わる内容になりますが、一部高卒者試験においても変更点がございます。

国家一般職（高卒）・税務職員・海上保安学校・入国警備官・皇宮護衛官・刑務官などの受験を考えており、2024年以降に受験予定の方はご確認ください！
※2024年度（来年）以降です。

2024年度（来年）以降より、筆記試験（基礎能力試験）において、「情報」に関する問題を知識分野で出題します。

「情報」科目の追加は、2022年に高等学校の学習指導要領が全面改訂され、新たに「情報Ⅰ（必修）」「情報Ⅱ（選択）」が新設された影響が考えられますね。

それに伴い、一部出題内訳が変更されます。

基礎能力試験 出題内訳の変更

【現行】知能分野20題 知能分野20題　解答時間1時間30分
○知能分野○　文章理解 ７ 課題処理（判断推理） ７　数的処理（数的推理） ４ 資料解釈 ２
○知識分野○　自然科学 ５ 人文科学 ９ 　社会科学 ６

【2024年～】知能分野20題 知能分野20題　解答時間1時間30分
○知能分野○　文章理解 ７ 課題処理（判断推理） ７　数的処理（数的推理） ４ 資料解釈 ２
○知識分野○　自然科学 ５ 人文科学 ８ 　社会科学 ６　情報1

情報が1問追加されることにより、人文科学（日本史・世界史・地理・国語・英語）の出題が1問減ることとなります。

情報の試験の範囲としては、全ての高校生が必修で学習する「情報Ⅰ」の範囲になると考えられます。2024年以降に受験する高校生の皆様は要チェックですね👀

また、2024年度に実施予定の中途採用者選考試験（就職氷河期世代）の基礎能力試験についても、知識分野20題（自然科学、人文科学、社会科学（時事を含む））に「情報」の問題を出題予定とのことです。

出題例や詳細についてはこちらをご覧ください✨