東京アカデミー青森校
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こんばんは!青森県教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー青森校の教採担当です。
青森県教育委員会のHPに「学校における働き方改革プラン」に関する新着情報が掲載されておりましたのでお知らせします。
青森県教育委員会第890回定例会の第1号議案になっていたものですので、確認しておいた方がよいでしょう。
学校における働き方改革については、
2019年1月に中央教育審議会から出された「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について」では、教師のこれまでの働き方を見直し、教師が自らの授業を磨くとともに、日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、自らの人間性や創造性を高め、子どもたちに対して効果的な教育活動を行うことができるようになることを目指して働き方改革を進めていく必要があることが示されています。
また、2021 年 1 月に中央教育審議会から出された「令和答申」では、子供の学習意欲の低下、情報化への対応の遅れなどの課題を解決するためには、
⑴新学習指導要領の着実な実施
⑵学校における働き方改革の推進
⑶ GIGA スクール構想の実現
などの改革を進めることが重要であるとしており、学校における働き方改革の推進に関しては、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申)」を確認しておきたいところです。
青森県県教育委員会でも、教職員の長時間勤務の状況や多忙感の増大が見られたことから、 「学校における働き方改革プラン」を策定し、2016年度から働き方改革に向けた取り組みを進めています。
当該プランの取組期間が2022年度までとなっていることから、2023年3月に、2023年度から2025年度までを取組期間とするプランを策定しました。
学校における働き方改革は、社会の変革期に、教職員の負担を軽減し、長時間勤務の是正を図ることで、教職員が意欲と能力を最大限発揮し、健康でやりがいを持ち、ひいては、子どもたちに効果的な教育活動を行うことにより、青森県教育の更なる充実につながることを目的としています。
以下、概要を紹介いたします。
教職員の健康保持、仕事と生活の充実
○ 教育の質の維持・更なる向上
県立学校の教育職員の時間外勤務時間の上限時間を、原則として、
①1箇月 45時間以内、②1年間 360時間以内 とする。
※ 文部科学省の指針と同様。
〇上限時間の達成に向けて、プランの目標を次のとおり設定。
・県立学校における時間外勤務時間の25%減
・全市町村において県の目標を踏まえた基本方針・実施計画等を策定
【教育委員会における取組】(学校と一丸となって、以下の取組を推進)
(1)働きやすい環境を構築するための方策
(2)部活動による負担を軽減するための方策
(3)成績処理、その他の事務処理を効率化するための方策
(4)外部対応による負担を軽減するための方策
【学校における取組】(校長のリーダーシップの下、以下の取組を推進)
(1)働きやすい環境を構築するための方策
(2)部活動による負担を軽減するための方策
(3)会議・打合せを効率化するための方策
(4)成績処理、その他の事務処理を効率化するための方策
(5)学校行事の負担を軽減するための方策
青森県ではこれまで学校における働き方改革に関する質問は見られませんでしたが、昨年度、岩手県では「働き方改革の目的は何だと考えるか」仙台市では、「働き方をするために具体的に何に取り組むか」をはじめ全国でも多くの自治体で面接試験で質問されておりましたので、押さえておくべき事項の一つだと思います。
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