東京アカデミー津田沼校
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こんにちは。東京アカデミー津田沼校の遠藤です。
東京アカデミーの視点で分析した第58回理学療法士・作業療法士国家試験(2023年2月19日実施)について、発信しています💡
6回目となる今回は、第58回国家試験問題と東京アカデミー作成教材の的中問題【専門分野 Part 2】です。
東京アカデミーで作成した教材にしっかり取り組むことで解答を導き出すことができる問題が、第58回国家試験でも多く出題されました。その中から一部をご紹介します。
※全て問題文のみの掲載とさせていただきます。
◆第58回理学療法士国家試験問題
午前問題15 67歳の男性。Parkinson病。発症後5年経過。Hoehn&Yahrの重症度分類ステージⅢ。四肢に中等度の筋強剛を認めるが、筋力や関節可動域に明らかな問題はない。歩行場面では、開始後しばらくして小刻み歩行で小走りとなり、会話しながらだとそれが顕著となる。腰掛けるために椅子に近づくと、すくみ足がみられる。
この患者の歩行障害への対応で適切なのはどれか。
1. 狭い場所を歩く。
2. 直線上を継ぎ足で歩く。
3. 長下肢装具を用いて歩く。
4. 認知課題を追加しながら歩く。
5. リズミカルな繰り返しの聴覚刺激を用いて歩く。
↓ 上記国家試験問題の的中問題がこちら ↓
●東京アカデミー全国公開模試(2022年12月実施)
午後問題12 58歳の男性。6年前にParkinson 病と診断され、2年前に早期退職して在宅療養中である。
2年前から薬を服用する時間に関係なく、歩行がしやすい時としにくい時がみられる。最近、歩行開始時や廊下の曲がり角ですくみ足が出現することが多く、自宅周辺の散歩時に転倒することがある。入浴や洗体以外のADL は自立し、歩行は杖を使用せずに自立している。
この患者への週1 回の訪問リハビリテーション時の対応として最も適切なのはどれか。
1 .評価としてoff 時にUPDRS のpart Ⅲを行う。
2 .経過を追うためにNorris scale の機能障害評価を行う。
3 .メトロノームに合わせて立ち上がり動作練習を行う。
4 .廊下の曲がり角にテープで経路上の目印をつける。
5 .屋外歩行時には四脚杖を使用させる。
◆第58回理学療法士国家試験問題
午前問題21 ICFの評価点で正しいのはどれか。
1. 心身機能の第一評価点は障害の性質を示す。
2. 身体構造の第二評価点は障害の部位を示す。
3. 活動と参加の第一評価点は実行状況での困難度を示す。
4. 活動と参加の第二評価点は支援ありでの能力の困難度を示す。
5. 環境因子の第一評価点の+記号は阻害因子を示す。
↓ 上記国家試験問題の的中問題がこちら ↓
●東京アカデミー全国公開模試(2022年12月実施)
午後問題99 ICF における第二評価点で能力を評価するのはどれか。
1 .心身機能
2 .身体構造
3 .活動と参加
4 .環境因子
5 .個人因子
専門分野の的中問題のご紹介は、今回で終了となります。
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次回(4/28)は、「第58回国家試験問題と東京アカデミー作成教材の的中問題【専門基礎分野 Part 3】」をご紹介する予定です。
ぜひご覧ください✨