東京アカデミー難波教室
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
今回から月1回のペースで、自治体の取り組みを知っていこう!ということで、分野ごとの最新政策について事例を紹介していきます。
初回は「子育て支援」について、ユニークな取り組みを実施している2つの自治体をご紹介いたします。
共働き子育てしやすい街ランキングで関西1位に選ばれている奈良市は様々な子育て支援施策を行っています。年少人口(0~14歳)の転入超過数も関西1位となっており、子育て世代からの評価が高い自治体です。その中でも今回はユニークな取り組み例としておむつのサブスクとバンビーランチについて紹介します。
おむつのサブスク
おむつのサブスクは、業者が保育園に直接おむつを届けるサービスです。保護者が毎日子供に記名したおむつを持たせる必要がなくなり、おむつの数を気にせず使えるというメリットがあります。たくさん使った使用済みおむつは奈良市が無償で回収しているため、使用済みのおむつを家に持ち帰らなくても大丈夫なのも保護者に優しいところです。
バンビーランチ
バンビーランチは奈良市のバンビーホーム(奈良市立小学校の学童保育)で提供されているお弁当です。給食のない冬休み・土曜日等の学校休業日でもスマホで注文ができ、一食250円ととっても安いです。共働き世帯が子どもたちに昼食を作る必要が無くなり朝の時間にゆとりをもつことができます。
その他、子育てに関する施設や医療制度も充実している奈良市。
子育て政策に関する特設ページを設けていますので、自治体の取り組み例として確認しておきましょう。
子育て支援アプリを配信していたり、とよなか子育て応援団などの地域と連帯したな施策の結果、2018年から待機児童5年連続でゼロを記録している豊中市。令和2年の国勢調査では、30年ぶりに人口が40万人を超えるなど、世帯数・人口ともに増加傾向にあります。
2023年4月からは改正児童福祉法に規定する「こども家庭センター」の機能を持つ相談支援機関である「はぐくみセンター」を、法施行に先立ち、府内で初めて設置します。
はぐくみセンター
Ⅰ. 妊娠前~学童期までのライフステージに沿った切れめのない支援を実施。
〇妊娠前の相談、母子健康手帳交付時の全数面接の実施。
〇子どもの健康と子育て相談の機会となる乳幼児健診や、ニーズに合わせて参加できる講座等に加え、児童発達支援や教育の総合相談など包括的な支援を展開。
Ⅱ. 一人ひとりのニーズに応じた支援の提供
〇はぐくみセンターのどこで相談を受けても、社会福祉職、保健師、助産師、看護師、栄養士、歯科衛生士、心理職、作業療法士、理学療法士、保育教諭等などの専門職が、妊産婦、子ども、子育て家庭に一体となって寄り添い、必要に応じてサポートプランを作成し、ニーズに応じた支援を届けます。
〇家事支援や一時預かり等の子育ち・子育て支援メニューを、質・量・種類ともに充実させ、サービスの「利用しやすさ」を向上させます。
全国的にも先駆けた取り組みが自治体としての人気に繋がっているのかもしれませんね。
その他、豊中市の子育て関連の施策は下記からご確認ください。
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