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【高卒程度公務員】公務員のお仕事紹介（航空保安大学校学生編）

試験情報

2023.05.03

皆さんこんにちは！
東京アカデミー熊本校高卒程度公務員科です😉

先日のブログに続き、今回は「航空保安大学校学生」についてご紹介いたします🛫

【航空保安大学校ついて】

航空保安大学校は、大阪府泉佐野市にある全寮制の教育機関で、航空保安職員を養成するための日本唯一の教育・訓練機関です。

そこで、航空管制運航情報官または航空管制技術官になるために必要な知識や技能を習得します。

ちなみに、大学校とは文部科学省の管轄しない教育訓練施設を指します。
一方大学は、文部科学省が管轄学校教育法によって成り立っています。

では、各科の課程や特徴を以下にまとめましたので、ぜひご覧ください😌

●航空情報科

航空情報科は、航空管制運航情報官を養成しています。

航空管制運航情報官とは、航空機が安全に運航できるよう情報の提供や、運航に問題がないかの審査や容認を行う、いわば空のコンシェルジュです。

航空情報科では、2年間の研修で航空管制運航情報官になるために必要な知識や技能、航空英語能力証明のための英語を身に付けます。

また、研修後すぐに航空管制運航情報官になれるというわけではなく、配属先で６ヶ月以上の研修を受け、その後実施される試験に合格する必要があります。

さらに必要な専門技術を得るため、宮城県岩沼市にある航空保安大学校岩沼研修センターでの研修を経て、航空管制運航情報官となることができるのです。

●航空電子科

航空電子科は、航空管制技術官を養成しています。

航空管制技術官は、航空機の運航を支援する無線施設などが正常に動作するため、運用監視、技術操作、機能診断、点検整備などを行っており、いわば空のエンジニアです。

航空電子科では、航空管制運航情報官になるために必要な知識や技能、航空英語能力証明のための英語を身に付けます。

また、航空情報科と同じく、研修後すぐに航空管制運航情報官になれるというわけではありません。
配属先で約半年の研修と訓練が必要となり、その後試験を経て航空管制技術官として発令されます。

そして、さらに航空管制技術官として必要な専門技術を得るため、宮城県岩沼市にある航空保安大学校岩沼研修センターでの研修が必要となります。

【採用試験について】

今年度（2023年度）の実施日程を以下へご案内します。

・一次試験日：2023年9月24日（日）
・一次試験合格発表日：10月11日（水）
・二次試験日：11月13日(月）～11月16日（木）まで
・最終合格発表：12月19日(火）

なお、昨年度の試験内容は以下のとおりです。

■一次試験
基礎能力試験（40題/90分）、学科試験（26題/120分）
※学科試験は数学及び英語についての筆記試験（多岐選択式）です。

■二次試験
人物試験（個別面接）、身体検査、身体測定

※2023年度は一部内容が変更になることもあります。
　詳細の情報は、6月中旬ごろに国家公務員NAVIに掲載予定です。

航空管制運航情報官は、刻々と変化する周辺の気象や航空交通状況を正確に把握し、関係個所へ伝達することが必要となります。
そのため、冷静かつ正確に状況を把握することや、関係個所に適切に情報共有ができる人が求められます。

また、航空管制技術官は様々な管制システムを支えるエンジニアであり、システムの運用、技術操作、点検業務、整備・改善など多岐にわたります。
さらに、新しい技術を導入するための開発なども行うことから、責任感はもちろん、正確に仕事行い、細かなことや新しいことにも目を向けられるような人物が求められます。

最後に、航空保安大学校学生についてもっと詳しく知りたい！という方は、国土交通省のホームページをご覧ください😊❗

東京アカデミー熊本校では、夏期総まとめ（全日・日曜）の募集受付中です！

また、日曜部の途中入会も受け付けておりますので、ご希望の場合はご相談ください。