東京アカデミー高知教室
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皆さんこんにちは、東京アカデミー高松校です。
先日のブログに続き、今回は「海上保安学校大学生」についてご紹介いたします。
前回、海上保安官になるためには「海上保安学校」または「海上保安大学校」の卒業が必要とご案内しました。
そして、2つの違いとして、「海上保安大学校は海上保安庁の幹部職員を養成する機関」、「海上保安学校は海上保安庁の一般職員を養成する機関」であるということも記載しましたね。
では、以前の内容もふまえつつ、今回は「海上保安大学校学生」についてご紹介したいと思います。
海上保安大学校は広島県呉市にある全寮制の教育機関です。
そこで、海上保安庁の幹部職員になるため、高度な学術や技能を学びつつ、心身の練成を図ることを目的としています。
海上保安大学校は「本科」と「初任科」という2つの課程があります。
・本科
本科は、高校卒業者が対象の4年制の課程です。
2学年の後半から航海・機関・情報通信の3つの分野より1つを選び、各専攻に分かれて海事系の専門知識を習得します。
その後、世界一周の遠洋航海実習を含む6カ月の研修期間を経て、語学を中心とした国際対応能力や海上保安業務に関する知識の習得を3カ月間の研修で行います。
また、卒業時には大学を卒業した証として日本で唯一「学士(海上保安)」の学位を授与されます。
・初任科
初任科は令和3年度に新設された2年制の課程で、一般の大学卒業者が対象の課程になります。
初任科では入校時に航海・機関の各専攻に分かれ1年間の研修を行い、その後特修科に進みます。
特修科では初級幹部として必要な学術や技能を習得することができます。
なお、毎月約3万円の食費と教科書代などは必要とはなりますが、授業料などは一切かかりません。
さらに、海上保安大学校の学生は入学とともに海上保安庁の職員(国家公務員)となるため、学生として教育をうけながら月約15万円の給与とボーナスが支給されます💰※2022年時点
一次試験の実施日は他公務員試験と比較すると遅く、例年10月の最終週に2日間(土日)かけて実施されます。
今年度(2023年度)の実施日程を以下へご案内します。
・一次試験日:2023年10月28日(土)・29日(日)
・一次試験合格発表日:12月8日(金)
・二次試験日:12月15日(金)
・最終合格発表:2024年1月18日(木)
なお、昨年度の試験内容は以下のとおりです。
■一次試験
基礎能力試験(40題/90分)、学科試験・多肢選択式(26題/120分)
学科試験・記述式(3~6題/110分、2~3題/110分)、作文試験(1題/50分)
※上記の出題数・実施時間は昨年度例です。
■二次試験
人物試験、身体検査、身体測定、体力検査
※2023年度は一部内容が変更になることもあります。
詳細情報は、人事院HPの国家公務員NAVIをご確認ください
海上保安大学校学生は、海上保安学校学生の試験日と別日に実施しますので、受験資格の条件さえ満たせば併願が可能です!
また、昨年度より物理・化学の出題がなくなったので、苦手としている方はチャンスです。
最後に、海上保安学校学生について『もっと詳しく知りたい!』という方は、各ホームページ等をご覧ください👀
★海上保安官募集のホームページはコチラ
★国家公務員NAVIはコチラ
★海上保安大学校のホームページはコチラ
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