東京アカデミー京都校
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こんにちは。
看護師国家試験予備校 東京アカデミー京都校の井上です。
国家試験の過去問を解いておくべきか。
解かなくても合格できるのなら、解かずに済ませたい!と思う受験生もいるでしょうか。
残念ながら、 過去問は絶対に解いてください。すでに出題された問題は引き続き、活用され、類題が数多く出題されます。「保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会 報告書」の3ページ目、「5)既出問題」にその根拠が書かれています。
既出(きしゅつ)とは、「以前に提示されていること」を意味します。看護師国家試験問題として出題されたことがあることを意味します。
~ 以下、保健師助産師看護師国家試験制度改善検討部会報告書(令和3年3月)の抜粋です。~
5)既出問題について
既出問題の活用は、難易度の安定化の観点からも有用であり、引き続き活用する。看護師国家試験における必修問題は、看護師にとって特に重要な基本的事項を問うものであることから、限られた範囲の中で繰り返し問うことが妥当であると考えられる。
そのため、重要な基本的事項を繰り返し出題するなど、必修問題においてはより積極的に既出問題を活用していく。また、保健師助産師看護師国家試験の一般問題及び状況設定問題において既出問題を活用する際には、活用する既出問題の正解率等をよく吟味した上で選択し、表現や選択肢を変更する際には、難易度への影響に留意し検討することが必要である。
~抜粋、以上~
下線部にあるように、既出問題は活用され、類題が出題されます。類題ですから、同じ問題ではありません。
過去問を解いた後は、間違いの選択肢の周辺知識もしっかりと学習しておくことが大切です。
過去問はすでに出題されたから、やっても無駄ではありません。過去問で試した知識をもう一度、違う出し方で問います!ということです。
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