東京アカデミー立川教室
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こんにちは!東京アカデミー立川校チューターの澤田です。
先日、卒論を出し終えました!大変清々しい気持ちです。明日はご褒美に、大好きなカレー屋さんに行ってこようと思います(^^)
さて今回は、「集団討論・グループワーク」について書いていこうと思います。対策の場がなくて困っている方、そもそもどんなことに気をつければいいのか分からない方、ぜひ読んでみてください。
はじめに、私の対策方法を少しお話します。GDは東京アカデミー、大学、ハローワークで1回ずつ、講座のようなものに参加して実践練習をし、GWは受験先の過去の試験内容のデータを参考にして(東京アカデミーの公務員担当の方に調べていただきました!)、イメトレに徹しました。GDに関しては、できるなら複数回対策した方がいいと思います。
GD・GWのどちらにおいても重要なのはやはり協調性だと思います。何をすれば面接官に「この子協調性あるな~」と思ってもらえるか、考えることが大事です。
私にとってそれは、折衷案を出すことでした。意見が最初からひとつにまとまることは無いからこそ、誰の主張も否定しない折衷案は、議論の流れを大きく動かすことができます。
私の場合、異なる意見でも共通点や似たところを無理やり探しました。例えば、「人生でたいせつなもの」というテーマで討論をしたときに「お金」と「生きがい」で対立しました。討論中にお金派の一人が「お金があると人生に楽しみを見つけられる」という発言をした際に、それはお金の存在が生きがいの一種であるとも言えるのではないか、と気付き、そのことを述べると、一気に「生きがいが大事だ」という流れを作ることができました。
折衷案とまで言わなくても、複数の意見の底に隠れている共通部分を探すだけで解決できることもあります。だから自分は他の人が意見を出すまでひたすら様子見で、前半のほうはいつも発言していなかったです。焦りは感じますが、そうすることで話の流れを客観的に捉え、ひとつの結論にたどりつくまでに何が必要なのかということを冷静に把握することができます。
ちなみに、私は司会とか発表者とか目立つことが嫌で一切やりませんでした。役職を務めきる自信が無い場合は、やらないほうがいいと思います。その分、無職の特権を活かし、誰よりも早く話の流れを読んで的確に発言しましょう。(得意な人はアピールするチャンスなので積極的にやりましょう!)
それと、終了時間に議論がまとまらなかった、発表用の模造紙が作り終わらなかったということも合否には大きく関係しないので気にしなくていいと思います。私自身、いつも中途半端なところで時間切れとなり、ひどいときは模造紙が半分しか清書できていないなんてこともありました。でも合格はもらえたので、やはり途中経過が大事です。
もし時間が足りないという状況になったら、残された時間でできることを判断し、全員の意見を尊重して作業を進めましょう。いわゆるクラッシャーという人がいますが、もしいたとしてもその人を軽視したり話を遮ったりせず、イライラは心に封印してください。議論の流れにストッパーをかけるような人は受かりませんし、むしろ自分の対応力や協調性が試されていると思ってください。「自分を良く見せるチャンスだ」と捉えて冷静に対応しましょう。
また、ほかの人が発言しているときの態度も気を付けていました。必ず相手の目をみて、穏やかな表情で時折相槌を打つように意識しました。自治体によってはGD・GW中にメモを取るような指示がありますが、私は箇条書き程度にしていました。というのも、メモを取るときも顔をあげてアイコンタクトをとって相手の話を聞くようにしていたからです。ほとんどの人はメモに集中して下を向きがちなので、アピールするチャンスだと思います。
ただ、最後にメモを回収される場合があるので、適度な量は書いておきましょう。逆に書きすぎていると、討論にあまり参加していなかったのかなと思わせてしまうので、ほどほどに。
GD・GWは合わせて三回経験しましたが、一回だけ市の行政に関するお題だったことがありました。お題はおそらく当日行かないとわからないというパターンが多いと思いますが、市の行政のことはHPや広報などで気軽に調べられるので、ある程度のことは頭に入れておいたほうがいいと思います。
私は、議題に対する知識量は試験の合否を決める判断材料にあまりならないのではないかと思うのですが、やはり知らないよりは知っていたほうがいいですし、もしお題が市の有名な施策のことだったとして、万が一知らなかったら「本当にここで働きたいのかな?」という印象を与えてしまうかもしれません。最重要なのは協調性ですが、時間に余裕があれば市の施策などを事前に調べておくといいと思います。
少し長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました(^^)