東京アカデミー立川教室
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どうも、東京アカデミー立川校チューターのウメスエです。
今回は試験云々の話ではなく、私がなぜ公務員を目指したかというバックグラウンドをつらつらと書いていこうと思います。興味がない人はスキップしていただいて構いません。
このテーマを書くに至った経緯は、主に2点あります。
一つ目は、皆さんに私のように就職活動で一度失敗をしてほしくないということ。
二つ目は、このブログを読んでくれた人が自分の将来を真剣に考えた上で『公務員』という職業を選択してほしいということ。
この2点です。自分の経験が皆さんにとって少しでも参考になれば幸いです。
それでは、本題に入って行こうと思います。
実は、私は公務員を目指す前もともと民間企業を対象に就職活動をしていました。
どうしても民間企業に入りたかったというわけではなく、それしか選択肢を知らなかったと言った方が正しいです。自分の周りは皆、民間で就職活動を行っていたので、当然自分もどこかの企業に勤めるものだとばかり考えていました。(当時は、公務員という選択肢すらろくに認知していませんでした…)
我ながら、どうしようもなく無知で世間知らずだったと思います。
また、就職活動に対する私の態度は決して良いとは言えませんでした。
会社説明会が本格的に始まる3月の1ヶ月ほど前に、就職活動ではどうやらESというものを書くらしいとか、グループディスカッションなるものがあるらしい…というのをおぼろげながら聞いていましたが、まぁなんとかなるだろうと楽観的に考えていました。
本当に恥ずかしい話ですが、正直自分の学歴なら躓くことはないだろうという驕りがありました。加えて、体育会系の部活に所属してそれなりの結果を出し、役職の仕事もきっちりこなしていたので、内定の一つくらいはもらえるだろうと高を括っていました。
もうこの後の展開は目に見えていますね(笑)
結論から言えば、全然ダメでした。
自分が何をやりたいのか、どんなことをしたいのかを深く考えもせず、なんとなく会社説明会に足を運んでいました。そこで、説明を受けて「なるほど!」とは思うものの、「これを自分の仕事にしたい!」と思えるレベルには至りませんでした。今考えれば、自分の軸や思い描く将来の社会人像などがないから当たり前ですね…。
そのような私の考える志望動機は建前だけで出来ており、本音感と説得力に欠けていました。ですから、ESや一次面接、グループディスカッションまでは通っても、二次・三次面接以降でどうしてもうまく行きませんでした。自分の周りには建前で乗り切っている人もいましたが、いかんせん私は自分に正直な人間なので、「別にこの会社に行きたいわけではない…」という本心がきっと態度に滲み出ていたのだと思います…(笑)
しかし、そんな私でも就職活動を続ける中で本音の部分が芽生えてきました。
それは、「地元で働きたい」という思いと「目的や課題を持つ人の役に立ちたい」という思いです。
私は大学を機に上京したものの、そもそも東京にあまり魅力を感じていませんでしたし、
就職活動を行う中で今後の人生を考えた時に、やはり生活の拠点は程よく住みやすい地元に置きたいなと思いました。
加えて仕事の面においても、自分が帰属意識を感じる地元とそこで暮らす人々の役に立つために働きたいと考えるようになりました。
私が地方出身だからかもしれませんが、自分がどこ出身か、あるいはどこに住んでいるかということは人のアイデンティティにとって重要な部分を占めていると個人的には思っています。ですから、仕事を通じて地域に貢献することはそこに住む人々のアイデンティティを支えることにも繋がると考え、そこに大きなやりがいを感じることができそうだなと思いました。
また、自信の性格や過去を振り返った時に、自分のために行動して達成感を味わうよりも、誰かのために何かしたいと思って行動した結果、その相手に感謝される方が、自分としてはより満足感を得ることができるし、モチベーションも保てるということに気が付きました。そこで、「目的や課題を持つ人の役に立つ」というもう一つの軸を設定しました。
何も考えずに漫然と会社説明会に足を運んでいた頃に比べたら、やーっとほんの少しマシになりましたね(笑)
さて、続きを書いていきたいところですが、ちょっと長くなりそうなのでpart2に回したいと思います。
その後の展開が気になる人は読んでみてください。
それでは、またお会いしましょう!(-_-)/