東京アカデミー立川教室
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どうも、東京アカデミー立川校チューターのウメスエです。
今回も、なぜ私が公務員を目指したかというバックグラウンドについてつらつら~と書いていこうと思います。
一応、前回までのあらすじとしては…
どうしようもなく無知な状態から民間での就職活動をスタート。
自分が今後一生をかけて取り組む仕事として何をしたいのかを十分に考えられていなかったため、思うように結果は出ない。
しかし、徐々に「地元で働きたい」「目的や課題を持つ人の役に立ちたい」という本音が芽生え、ようやく就職活動に対するモチベーションが上がってきた☜ new!
といった感じです。
詳しいことは、『なぜ公務員を目指したかpart1』をご覧ください。
さて、それでは続きを書いていきたいと思います。
上記の二つの軸をもとに、受けようと思い立ったのが地元の金融機関でした。(あくまで主軸に置いたという意味で、他にもいろいろ受けていました。)
お金という人々の生活に不可欠なサービスを取り扱う金融機関であれば、地元の経済活性化に貢献できると思いましたし、仕事を通じて目的や課題を持ったお客様の力になりたいという自分の指針とも合致していると考えたからです。
調べると、Uターン志望の人向けに東京でも採用活動を行っている地方の金融機関がいくつかあったので、早速エントリーして会社説明会に足を運びました。その中のとある1社で担当のリクルーターが付いて、何度かお話しする機会を設けていただきました。その中で、リクルーターの方に「地元に貢献したいという強い熱意を持っているウメスエさんには、ぜひ弊社で働いてもらいたい」と言われ、その会社に対する志望度はがぜん高まりました。
その人の後押しもあって選考はトントンと進み、いよいよ最終選考というところまでたどり着きました。しかし、最終面接の最後に面接官(おそらく役員)の1人に投げかけられた言葉は自分にとって衝撃的なものでした。
「あなたは正直で良い人だから、うちには向いていない。」
「営業で周りを蹴落としてでも自分が一番になってやろうという人には見えない。」
そう言い渡され、その会社はあえなく敗退してしまいました…。
希望する会社に自分の能力不足や努力不足ならまだしも、人格面で否定されたことのダメージはなかなか大きかったです。(もしかしたらそれ以外の理由もあったのかもしれませんが、今となってはわかりません。)
それ以降、他の企業の説明会に足を運ぶも、本心からここで働きたいと思えるものはなかなかなく、いたずらに時間だけが過ぎていきました。そして、8月頃にこのままだらだらと続けていても意味がないと考え、結局どこからも内定が出ないまま私はその年の就職活動を終えてしまいました。
当時、就職活動を辞めた時の心境としてはかなりきつかったです。
世間では新卒が売り手市場だと散々騒がれ、自分の周りで知っている人のほとんどは内定を持っている。それなのに、自分だけ何一つ持っていない。
そんな状況は辛かったですが、ハッキリ言って自業自得でした。
人生でたった1回しかない新卒の就職活動に対して早い段階から準備をせずに棒に振ってしまったのは紛れもなく自分の責任です。(唯一の救いは、就職留年することを親に報告した際にそれほど責められることなく、むしろ一緒になって自分の将来のことを考えてくれたことでした。)
ですから、現状を嘆いてばかりいても仕方がないと考え、自分は何をしたいのか、何のために働きたいのか、どんな人間か、どんなことのためなら頑張れるのか…などなどをいま一度考え直しました。そして、それまでは自分一人で物事を考えてきましたが初めて周りの力を借りようと思い、考えたことをとりあえず親に話してみました。
(私は中学校の時から実家を離れて生活していたため、親に何か重大な相談事をするといったことは人生でこれが初めてでした。)
そうしたところ、父親から「公務員は向いているんじゃないか?」という答えが返ってきました。
さて、「公務員」というワードがようやく登場しましたが、これ以上書くと長くなりそうなので続きは次回にしたいと思います。ちょっと思った以上に長くなってしまってすいません。
次がおそらく最終回です!それでは、また(^^)/