東京アカデミー立川教室
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どうも、東京アカデミー立川校チューターのウメスエです。
さて、今回も私がなぜ公務員を目指したかということについて書いていこうと思います。
これまで長かったですが、いよいよ今回が最終回となります!
前回までのあらすじとしては…
民間企業を対象に就活を行うも、自分のやりたいことが見付からず迷走。
後日、いろいろあって就活を断念&就留確定。
改めて自分を見つめ直し、それをもとに初めて周囲と意見を擦り合わせる。
その際、親から「公務員は向いているのではないか?」という話題が出る。☜ new!
といった感じです。
詳しいことは、『なぜ公務員を目指したかpart1及びpart2』をご覧ください。
それでは、続きを書いていきたいと思います。
「公務員はどうか?」と聞かれたときの最初のリアクションとしては、「???」という感じでした。もちろん公務員の存在自体は認知していましたが、なんとなく役所で仕事をしているといったイメージしかなかったからです。
ですから、公務員の仕事について色々と調べてみました。(私の場合、地元で働きたいという意思は変わらなかったので、主に市役所や県庁職員について調べました。)
当初は、お役所仕事はどことなくつまらなさそう…と思っていましたが、調べてみると全然そんなことはありませんでした。
観光・文化・スポーツ、県土づくり・地域振興、健康・福祉、子育て支援・教育、防災・安全…などなど、ざっと挙げただけでもこれだけあります。自分の立ち回り次第で、地域を支える様々なジャンルの仕事に携わることのできる公務員という職業は魅力的でしたし、それらの仕事を通じて自分が愛着を感じている地域とそこに暮らす人々の生活を根本的な面から支えられるというのは、「地元に貢献したい」かつ「人々の役に立ちたい」という私の軸とマッチしているように思えました。
そして何より、自社利益の追求を通じて社会に貢献する民間企業に対し、『地域全体の奉仕者として公共の利益を追求する』という公務員の働く姿勢そのものに大変魅力を感じました。
社会人になって「あなたは何のために働いていますか」と尋ねられた際に、「会社のため」とか「お金のため」とかではなく、「『地域の人々の福祉のため』に公務員として働いている」という答えは自分の中ですごく腑に落ちたからです。
そこで早速OB訪問を行い、2人の職員の方とお会いすることになりました。(一人は20代、一人は50代の方でした。偶然にも2人とも一度民間での就職活動を経てから公務員を目指しており、自分と似た境遇に親近感を抱きました。)
公務員を目指すに至った自身の経緯や仕事に対する思いを伝え、職務に関するお話など色々なことを伺いました。
お二人とも自身の職業に誇りを持ち、仕事を通じて「誰かの役に立つこと」にやりがいを感じているのを私は肌で感じ、「自分の進むべき道は間違ってなさそうだな…」と直感しました。
さて、今まで本当に長い道のりでしたがようやくスタート地点に立ちました。
ココからの流れは大体皆さんと同じ流れだと思います。
予備校に入り、勉強を頑張り、二次試験の対策を練って…そして、今年の10月に無事第一志望の自治体から内定を頂きました。(公務員の内定は、民間と比べてちょっと遅めです。)
当時は苦しい思いもたくさんしましたが、今は諸々が終わってひと段落といった感じです。
世間では「公務員=安定」のイメージが強く、そこばかり焦点が当てられがちです。
確かにそういった面もあるかもしれませんが、決してそればかりではないと私は思います。今の日本には、少子高齢化をはじめ行政が解決すべき課題が山のようにあります。その一方で、行政側はより少ない人数で今まで以上の業務をこなしていくことが求められています。(「安定」と言われる公務員であっても、今や非正規雇用が約6割を占めています)
そういった状況の中で、自分が採用された責任は重いですし、「自分が公務員として今後何を社会にもたらしていけるのか」という問いが、これからの自分の仕事人生の中で大きなテーマだと思っています。
もし自分が死ぬ時には、先の問いに対して何らかの明確な答えをもって死んでいきたいな~と考えています。
以上、長々と書いてきましたが今回はココで終わりにしたいと思います。
ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございます!
皆さんが自分の将来のことを真剣に考えた上で、「公務員」という職業を目指してくれることを願ってやみません。
それでは、また!(^^)/