東京アカデミー高松校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー高松校の教員採用試験対策担当:石井です。
教職教養予想問②をお届けします。今回も学習指導要領がテーマです。
(学習指導要領)※小中高特ほぼ共通の箇所より抜粋 養栄にも対応 小:児童、中高:生徒
問1 学習指導要領の内容について述べた次の①~④のうち,誤っているものはどれか。一つ選んで,その番号を答えよ。
①学習や生活の基盤として,教師と児童(生徒)との信頼関係及び児童相互のよりよい人間関係を育てるため,日頃から学級(ホームルーム)経営の充実を図るものとする。
②主に集団の場面で必要な指導や援助を行うガイダンスと,個々の児童(生徒)の多様な実態を踏まえ,一人一人が抱える課題に個別に対応した指導を行うカウンセリングの双方により,児童(生徒)の発達を支援するものとする。
③児童(生徒)が自己実現を図っていくことができるよう,児童(生徒)理解を深め,学習指導と関連付けながら,生徒指導の充実を図るものとする。
④社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる資質・能力を身に付けていくことができるよう,道徳教育を要としつつ各教科(・科目)等の特質に応じて,キャリア教育の充実を図るものとする。
正答 ④ ×道徳教育⇒〇特別活動
※「生徒の発達の支援」より出題
問2 学習指導要領の「第 6(5) 章 特別活動 第 2 各活動・学校行事の目標及び内容」の一部を示したものである。この文はあとの①~④のうち,どの学校行事を説明したものか。一つ選んで,その番号を答えよ。
学校生活に有意義な変化や折り目を付け,厳粛で清新な気分を味わい,新しい生活の展開への動機付けとなるようにすること。
① 文化的行事 ② 健康安全・体育的行事 ③ 儀式的行事 ④ 勤労生産・奉仕的行事
正答 ③
問3 学習指導要領の内容について述べた次の①~④のうち,誤っているものはどれか。一つ選んで,その番号を答えよ。
①言語能力の育成を図るため,必要な言語環境を整えるとともに,言語活動および読書活動を充実する。
②情報活用能力の育成を図るため,コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整える。
③生徒が学習の見通しを立てたり学習したことを振り返ったりする活動を,計画的に取り入れるように
工夫する。
④学習評価では,全国学力・学習状況調査やPISA・TIMSSの結果を積極的に評価し,学習したことの意義や価値を実感できるようにする。
正答 ④ 正しくは、「学習評価では,生徒のよい点や進歩の状況などを積極的に評価し,学習したことの意義や価値を実感できるようにする。」である。
今回は学習指導要領の問題の中でも頻出の誤答選択問題をピックアップしました。
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