東京アカデミー仙台校
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こんにちは。教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー仙台校の庄子です。
4月22日に文部科学省は『外国人の子供の就学状況等調査結果』を発表しました。
高松校のブログにてご紹介しているトピックとなりますが、今回は外国人児童生徒等への教育についてポイントをまとめたいと思います。
背景にあるのは日本の「少子化」と「人口減少」であり、少子高齢化による人口減少は深刻な状況です。
一方で、在留外国人数は296万1,969人で、前年末に比べ20万1,334人増加しています。
日本人住民が年間約62万人減少(令和4年1月)しているのに対して、在留外国人数は約20万人増えていることになります。
※参考:『令和4年6月末現在における在留外国人数』
ところが、現在のところ、外国人の子どもには日本の義務教育への就学義務はありません。
そのため不就学の問題が起きやすく、不就学の可能性があると考えられる外国人の子供の数は、多ければ11,455 人になるとあります。
このような状況を改善するため、外国人児童生徒等の受け入れ、教育の取組が重要となってきます。
外国人児童生徒等の受け入れ、教育の取組の方向性を確認するために重要となる資料は、
の4つを押さえましょう。特に『「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)』の各論『5.増加する外国人児童生徒等への教育の在り方について 』において、
の各項目にある重要な取り組みや、「個別の指導計画」の作成といった教師として実践的な取り組みについてイメージすることが大切です。
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仙台校:庄子 ①