東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは 🙂
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当です。
5月14日(日)は今年度最後の模試、自治体別模試(愛媛県)を実施しました。
愛媛県の教職教養は試験時間20分!解けなくはないようですが、かなり時間が短いですよね。
迷っている時間はありませんので、様々な資料の覚えるべきキーワードを押さえておかなければいけません。
100点中8割以上を目指して、対策をしていきましょう。
さて、2023年の教職教養に出題が予想される注目時事について、予想問題を作成しました!
まだチェックできていなかった・・・という方は重要ポイントを覚えるのにお役立てください。
次の文は,「こども基本法」の条文の一部です。文中の( ア )~( オ )にあてはまる語句を下のA~Oから一つずつ選び,その記号を書きなさい。
(目的)
第1条 この法律は、日本国憲法及び児童の権利に関する条約の精神にのっとり、次代の社会を担う全てのこどもが、生涯にわたる( ア )の基礎を築き、自立した個人としてひとしく健やかに成長する ことができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、その( イ )が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指して、( ウ )としてこども施策に取り組むことができるよう、こども施策に関し、基本理念を定め、国の責務等を明らかにし、及びこども施策の基本となる事項を定めるとともに、こども政策推進会議を設置すること等により、こども施策を総合的に推進することを目的とする。
(定義)
第2条 この法律において「こども」とは、( エ )の過程にある者をいう。
2 この法律において「こども施策」とは、次に掲げる施策その他のこどもに関する施策及びこれと一体的に講ずべき施策をいう。
一 新生児期、乳幼児期、学童期及び思春期の各段階を経て、おとなになるまでの( エ )の過程を通じて( オ )なく行われるこどもの健やかな成長に対する支援
二 子育てに伴う喜びを実感できる社会の実現に資するため、就労、結婚、妊娠、出産、育児等の各段階に応じて行われる支援
三 家庭における養育環境その他のこどもの養育環境の整備
A 切れ目 B 普通教育 C 社会全体 D 権利の擁護
E 個人の品格 F 一般教育 G 自己実現 H 分け隔て
I 研究と修養 J 人格形成 K 学校教育 L 個人の特性
M 心身の発達 N 研究と研鑽 O 抜かり
ア. イ. ウ. エ. オ.
正解は・・・
正答 ア.J(人格形成) イ.D(権利の擁護) ウ.C(社会全体) エ.M(心身の発達) オ.A(切れ目)
「子どもの権利条約」は1898年に国連総会で採択され、日本は1994年に批准しました。4つの子どもの権利が定められています。ですが、これまで日本には子どもの権利を包括的に守る法律がありませんでした。
そして、少子化の進行や児童虐待や不登校の件数が過去最多になるなど、こどもを取り巻く問題が深刻化していることから、4つの子どもの権利を包括的に守り、こども家庭庁がこどもに関する政策を社会全体で総合的かつ強力に推進していくための包括的な基本法として成立したのが「こども基本法」です。
こども基本法が作られた目的、そしてこの法律における「こども」の定義については要チェックです。民法改正により、成年年齢は18歳に引き下げられましたが、こども基本法においては、18歳や20歳といった年齢で必要なサポートが途切れないよう、心と身体の発達の過程にある人を「こども」としています。
目的や背景については、こども基本法について
のページで一通りチェックしておきましょう。
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