東京アカデミー津田沼校
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こんにちは。東京アカデミーで講師をしている守口です。
本日のブログでは、「個人面接対策(自己PR)」について、お話しします。
「自己PR」は「志望理由」と並び、面接で最も重要な質問項目の一つですね。
勘違いしてはならないのは、「自分は公務員の仕事に向いている人間だ」とアピールするのだということ。たとえどんなにすばらしい能力をもっていても、それが公務員の仕事にぜんぜん関係ないのであれば、アピールする意味はありませんよね。
そういうわけで、自分のアピールポイントを決める前に、まずは「公務員に向いているのはどんな人か」、あるいは「公務員に求められる資質・能力とはどんなものなのか」をよく考えてみてください。
たとえば、市役所(区役所)で事務の仕事をするのなら、
・どんな人とも適切なコミュニケーションがとれること
・同じ部署の職員と協調して仕事を進められること
・さまざまな作業を正確に、そして効率よくこなすこと
…などが求められるはずですね。(むろん、これだけでなく他にもいろいろあります。)
また、警察官や消防官として働くのなら、
・強い使命感をもっていること
・チームワークを大切に行動できること
・危険をともなう場面でも冷静な判断ができること
…などでしょうか。
ちなみに、自治体や官庁によっては、「求める人材像」をあらかじめ明確にしているケースも少なくないです。採用サイトやパンフレットで確認してみましょう。
公務員の仕事に求められる資質やスキルの中身をよく考えてから、自分にはそれがあります!とアピールするのが「自己PR」の基本です。その点を踏まえたうえで、具体的な語り方・書き方のコツを以下にまとめておきましょう。
★自分のアピールポイントを明確なキャッチフレーズで示す
これは絶対です。あれこれと詰め込みすぎて、アピールしたい内容がよくわからなくなってしまってはダメ。その一方で、「コミュニケーション能力」「実行力」「協調性」……など、よくあるキーワードをあげるだけではちょっと弱いかも。キーワードに修飾句をかけるなど、より自分らしいキャッチフレーズをくふうするとよいです。
★アピールポイントを示したら、それを裏付ける経験、実績を示す
「私にはリーダーシップがあります」とアピールしても、それだけでは聞き手は納得できませんよね。自らのアピールポイントを示したら、具体的にリーダーとして活動した経験や実績を語って裏付ける必要があります。
★最後はこれからの仕事につなげて語る
「アピールポイント」+「それを裏付ける経験、実績」の組合せが固まれば、ほぼできあがり。しかし、説得力のある自己PRをするには、さらにその先も述べたいところ。具体的には、「その能力や資質を、今後の仕事にこのように生かす」という内容までしっかり語れるようにします。
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