東京アカデミー広島校
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みなさんこんにちは!看護師国家試験対策の予備校、東京アカデミー広島校の藤原です😊
今回は、以前のブログでも触れた「人体・疾病の学習は重要です!」ということについて、それがなぜなのかさらに掘り下げてお伝えします。
国家試験の対策を進めていく上で、「まずは解剖生理をきちんと押さえましょう」といった言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
当たり前のことだと思って、何となく学習を進めていないですか?
学習を進めていく上で、その理由を知ることはとても大切です。
それは、「知識を詰め込むだけでは、決まった形でないと答えられないケースが多発する」からです。
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看護を学ぶ上で、人体が生きている現象という観点で見てみると分かりやすいです。
現象は2つあり、①生命を維持すること ②生命活用 があります。この2つの現象により、1つの人体が生きています。
そして、生命を維持するにはどんな働きが必要かをひとつずつ掘り下げていくと、解剖生理学を学習する理由が見えてくるのです👀
①血液・免疫
血液は、酸素を運んで二酸化炭素を回収する・栄養分を体内に巡らせるなど、体に必要なものを運搬する為に無くてはならない存在です。
免疫は、ウイルスや細菌などから体を守る・老廃物や死んだ細胞を処分する・傷ついた細胞を修復する働きのことを指します。
②循環器
いくら血液に働きがあったとしても、人体を巡らなければその役割を果たすことができません。
血液・リンパ液を身体の組織に供給するための器官を指します。
③呼吸器
言わずもがな、呼吸は人が生きていく上で必ず行うものです。
空気中から酸素を体内に取り込み、体内で生まれた二酸化炭素を体外へ排出するガス交換を呼吸といいます。
④消化器
食べ物を食べると、栄養は分解され体内に吸収しますよね。体に不必要なものは排泄します。
口から肛門までは1本の管(=消化管)で繋がっていて、それぞれの消化管に役割が存在します!
⑤内分泌
体内の環境が変化しても、常に一定に保とうとします。この性質を恒常性(ホメオスタシス)といいます。
この性質を維持するために大切であることの1つとして、ホルモンや血糖値のバランスを調節することが挙げられます。
それぞれが異なる働きを持っていて、体の健康を保つための潤滑油のような役割を持っています。
⑥脳・神経
様々な働きを持っていても、互いに連絡を取り協力をしないと、生命を保持することはできません。
働きをかけるよう指示を出す司令塔が必要です。スポーツでも監督(=司令塔)がいますよね。
また、神経は内分泌と密接に関わり合ってます。
神経は「身体の様々な部位から情報を脳に送る、送られてきた情報を分析・整理・判断して適切な決定を下す(司令塔)、決定した内容を体の各部に伝える」役割を持っています。
先程の視点とは少し変わって、基礎看護学の内容から出題です!看護は誰を対象に行うのでしょうか?
看護の対象は、あらゆる健康の水準にあるすべての人です。健康な人も不健康な人も、全て含まれます。
そして対象である人は、生から死へと向かいます。その間、人間は健康と不健康を繰り返します。
とても当たり前のことですが、生から死に関するすべての人・様々な状態を対象に看護を行う為、まずは基礎となる生命の維持について知る必要があるのです!!
内分泌や神経などは特に細かい用語などが並びます。
そしからだはつながっているので、部分ごとに学んだ知識をつなげることにより、更に理解が深まります。
国家試験対策は、どうして学習するのかという部分”学習理由”と、どのように勉強を進めたら良いのかという部分”学習方法”を知るだけで、グッと学習効果が高まります!
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