東京アカデミー京都校
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みなさん、こんにちは。公務員試験の予備校、東京アカデミーです。
都道府県や、市町村職員志望の方は、国家公務員も併願先の1つに含めていますか?
なんとなく試験が難しそうだから、倍率がすごそうだからと敬遠している方も多いのではないでしょうか!?
今回は高卒程度で公務員を目指しているみなさんに、ぜひ国家公務員も併願してもらいたいと思い、その理由を解説していきます!
高卒程度であれば、一般職(事務・税務)の1次試験は、基礎能力試験(教養試験)と適性試験、作文試験のみです。大卒程度のように専門試験は課されませんので、都道府県や、市町村との併願がしやすくなっています。
下記は2022年度試験の倍率です。
【国家公務員】
受験者数 |
一次合格者数 |
最終合格者数 |
1次試験倍率 |
最終試験倍率 |
|
一般職事務(近畿) |
484 |
180 |
144 |
2.7倍 |
3.4倍 |
【都道府県 高卒程度】
自治体 |
受験者数 |
一次合格者数 |
最終合格者数 |
1次試験倍率 |
最終試験倍率 |
大阪府 |
241 |
112 |
72 |
2.2倍 |
3.3倍 |
兵庫県 |
79 |
- |
15 |
|
5.3倍 |
京都府 |
22 |
16 |
10 |
1.4倍 |
2.2倍 |
【政令市 高卒程度】
自治体 |
受験者数 |
一次合格者数 |
最終合格者数 |
1次試験倍率 |
最終試験倍率 |
大阪市 |
182 |
68 |
53 |
2.7倍 |
3.4倍 |
神戸市 |
19 |
5 |
1 |
3.8倍 |
19倍 |
京都市 |
26 |
9 |
7 |
2.9倍 |
3.7倍 |
このとおり、京阪神の府県や政令市と比べても、国家一般職(事務)の倍率は決して高いわけではありません。その他にも、滋賀県や奈良県、和歌山県、和歌山市などは、そもそも高卒程度での採用者数が例年少ないため、最終倍率が5倍以上となっています。
転居するのはイヤだから国家公務員は併願先から外す。そんな方も多いかもしれませんが、実は転勤が少ない国家一般職もあるんです。先日掲載したブログを参考にしてください。
週刊高卒公務員ブログ ~転勤の少ない国家公務員を探してみた!!~
いかがでしたでしょうか。「国家公務員はハードルが高い」とイメージだけにとらわれず、色々と調べてみることで、併願先の1つとして候補に挙がるのではないでしょうか。
・受験申込み期間:6月19日(月)~6月28日(水)
・第1次試験日:9月3日(日)