東京アカデミー長崎校
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皆さんこんにちは!
東京アカデミー長崎校高卒程度公務員科です😎
9月の試験まで残り120日をきりましたが、いかがお過ごしですか。
本試験まではあっという間です。今のうちに足りないところや苦手なところを早めに勉強しておきましょう。
それでは、先日のブログに続き、今回は「都道府県職員」についてご紹介いたします🙌
「県職員」というと、公務員の中で最初に思いつく方が多いと思います。
しかし、実際にどんな仕事をしているか、私たちにどのようにかかわっているかをご存知でしょうか。
県職員は都道府県の庁舎・役所をはじめ、各機関で広い範囲の業務に携わる公的機関で働く人々のことです。
長崎県に密着して働くことが必要なため、2~3年に一度県内で転勤をすることもあります。
また、県職員は市町村職員に比べ、広範囲かつ大々的な県の運営・方針に携わることになります。
そのため、主な仕事相手(お客様)は国や市町村の関係機関、民間企業などです。
長崎県職員は、採用試験申込時に選択する職種ごとに配属先や携わる業務が異なります。
事務系
・一般事務:県政のあらゆる分野で活躍できるのが魅力です。観光・物産、企業振興、文化スポーツ、福祉、産業の振興、農林水産、土木など幅広く、職務も各分野における施策の企画立案・促進を行うほか、許認可、公共事業の用地取得など多岐にわたります。
配属先例:本庁各課、各振興局、各種委員会事務局など
・教育事務:教育事務職員は、公立学校で学校運営に関する収入・支出や、調査・統計、施設の維持管理、教職員の給与・旅費・福利厚生などの事務に携わるほか、教育委員会事務局で教育施策の企画立案、長崎県の教育を支える重要な役割を担います。
配属先例:公立小・中学校、県立中高等学校・特別支援学校、教育委員会事務局、教育センターなどの教育機関
・警察事務:警察組織を円滑に機能させるため、職員の給与、福利厚生に関する事務や物品購入・予算管理といった会計事務などを行うほか、警察官と共に生活安全、地域、刑事、交通、警備等の各部門の業務にも従事します。
配属先例:警察本部、県内警察署
技術系
・水産:長崎県水産業の発展のため、経営指導や水産物の国内・国外への販売促進により漁業者所得の向上を目指すとともに、新しく漁業を始める人材の確保や育成に取り組むなど、市町村と連携して様々な施設を展開しています。
配属先例:水産部、各振興局、総合水産試験場など
・農業:農林業・農山村の振興や活性化を図るため、施策の企画・立案をはじめ市町や農協など関係機関と連携しながら、品質向上に向けての農業技術の普及・指導、規模拡大や法人化などへの経営支援のほか、新技術開発、新品種導入のための調査研究などを行います。
配属先例:農林部、各振興局、農林技術開発センター、農業大学校など
・畜産:全国和牛能力共進会で日本一に輝いた「長崎和牛」をはじめ、酪農、養豚、養鶏など長崎県の魅力ある畜産業のさらなる活性化を図るため、新技術の試験研究や普及指導、畜産物の販路拡大などに携わり、畜産の振興に取り組んでいます。
配属先例:農林部、各振興局、農林技術開発センター、肉用牛改良センター、農業大学校など
・林業:木を植える、育てる、伐る、使う。この循環をうかく回していくために、森林・林業に関する企画立案、林産物の加工・流通、林業技術の普及指導、山地災害の予防や復旧対策、四隣・林業に関する試験・研究に携わり、林業の振興に取り組んでいます。
配属先例:農林部、各振興局、農林技術開発センターなど
・農業土木:長崎県の農業を支える農地や農道、用・排水施設などの生産基盤の整備や農村地域の防災対策としてため池などの整備を主に進めています。こうした整備にかかる調査・計画や設計及び工事の監督に従事し、ハード・ソフトの両面から農業・農村の持続的発展に貢献しています。
配属先例:農林部、各振興局など
・土木:県民が安全で快適に暮らせるよう、道路・公園・港湾・空港・河川・ダムなど社会資本の企画と整備を行っています。また、近年頻発する災害への対応や、地域を支える建設業の振興のため、民間企業等とともにデジタル化や効率化に取り組むことも重要な役割となっています。
配属先例:土木部、各振興局など
・建築:県民の安心安全な暮らしの実現のため、バリアフリーや省エネ、防災・耐震化などの建築・住宅分野における社会のニーズを捉え、良質な公共建築物の設計・工事監理や、民間建築等への規制・誘導・支援策、増え続ける空き家への対策、良好な住環境・まちづくりに取り組んでいます。
配属先例:土木部、各振興局など
今年度(2023年度)の実施日程を以下へご案内します。
■一次試験日:2023年9月24日(日)
■一次試験合格発表日:10月2日(月)
■二次試験日:10月下旬
■最終合格発表:11月中旬
なお、昨年度の試験内容は以下のとおりです。
■一次試験
基礎能力試験(50題/120分)
■二次試験
作文試験(60分)、適性検査、面接試験(個人面接)
※2023年度は一部内容が変更になることもあります。
詳細の情報は、7月上旬ごろに長崎県職員採用試験情報に掲載予定です。
都道府県職員は市町村職員と異なり、各市町村や企業、国が関係機関ならびに仕事相手となります。
また、配属先によっては県や国にかかわる大きな仕事(企画・交渉・実行)を任されることがあります。
そのため、物事を多角的にみる力や計画力・実行力だけでなく、交渉力やリーダーシップ能力など様々な力が求められます。
最後に、長崎県職員についてもっと詳しく知りたい!という方は、長崎県職員募集ポータブルサイトをご覧ください😊❗
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