東京アカデミー仙台校
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こんにちは。教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー仙台校の庄子です。
5月22日、文部科学大臣が「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する方策について中教審に諮問しました。
主な内容について、【概要】記載の事柄を中心にご紹介します。
〇社会の在り方が劇的に変わる「Society5.0の時代」、先行き不透明・予測困難な「VUCA」の時代の到来
〇2050年には、生産年齢人口が現在の約3/4に減少、過去10年間で公立小中学校の児童生徒数が約1割減少
〇特別支援教育の対象となる児童生徒や外国人児童生徒・不登校児童生徒の増加、児童虐待、ヤングケアラー、貧困など、子供の抱える困難の多様化・複雑化
〇GIGAスクール構想による1人1台端末環境の実現、教育DXの推進によるデジタル技術とデータを活用した知見の共有と新たな教育価値の創出の必要性
〇平成28年度実施の前回調査との比較では、教師の時間外勤務の状況は一定程度改善。一方、依然として長時間勤務の教師が多い実態が明らかに
〇全国的に教師不足が指摘されている憂慮すべき状況
この状況を改善するために、教師に質の高い人材を確保することが必須であり、抜本的に教職の魅力を向上させることが喫緊の課題であり、
・教師に係る勤務制度を含めた一層実効性ある働き方改革の推進
・教師の給与に関する枠組みの見直しを含む処遇の改善
・学校の指導・運営体制の充実
など、一体的・総合的な推進が不可欠であると提言しています。
〇更なる学校における働き方改革の在り方について
〇教師の処遇改善の在り方について
〇学校の指導・運営体制の充実の在り方について
それぞれ記載されています。
第4期教育振興基本計画との関連性もありますので、一度ご覧いだければと思います。
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仙台校:庄子 ①