【公務員高卒】公務員のお仕事紹介（入国警備官編）

皆さんこんにちは、東京アカデミー高松校です。
先日のブログの「刑務官」に続き、今回は「入国警備官」についてご紹介いたします。

【仕事内容について】

入国警備官は、法務省出入国管理庁の国家公務員で、海外からの不法入国者や不法滞在者を取り締まるのが主な仕事です。

入国警備官の業務内容は大きく分けて以下4つです。

●違反調査

法律に違反している疑いがある外国人を調査したり、必要な情報を収集したりします。
違反調査は、外国人本人や関係者に出頭を求めて取調べを行うこともあります。

●摘発

法律違反している外国人が判明した場合、違反者の身柄を拘束することができます。
また、違反調査の過程で必要な場合には、裁判所の許可を得て、強制的に捜索等を行います。

●収容

摘発や出頭で身柄を拘束した外国人は、地方出入国在留管理局に設置された収容施設に一旦「収容」されます。
これらの施設を警備し、収容の手続を行い、収容中の対応を行うのも入国警備官の職務のひとつです。

●送還

違反審査で、退去強制令書が発付された外国人は、速やかにその国籍の国に送り返すことになっています。
入国警備官は、これらの外国人を空港まで護送し、確実に我が国から出国させるための退去強制令書を執行します。

【採用試験について】

今年度（2023年度）の実施日程を以下へご案内します。

・一次試験日：2023年9月24日（日）
・一次試験合格発表日：10月11日（水）
・二次試験日：10月24日（火）～10月26日（木）まで
・最終合格発表：11月21日（火）

※一部内容が変更になることもあります。
　詳細の情報は、6月中旬ごろに国家公務員NAVIに掲載予定です。

入国警備官は、公安職の一つですので、時には危険が伴うこともあります。そのため、常に冷静かつ迅速に行動できること。

また、チームとして業務にあたりますため報連相が大事であり、協調性やチームワークが求められます。