東京アカデミー静岡校
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こんにちは、東京アカデミー静岡校の公務員担当です。
今回はG7広島サミットまとめ②ということで、サミットで議論した成果をまとめた首脳宣言の中身を紹介しようと思います。
国際社会に協調姿勢をアピールするため、例年、各国の合意のもと、議論した成果をとりまとめたものです。
サミット2日目の20日に発表されました。閉幕前日に首脳宣言を出すのは異例のことです。
まず、前文でG7は世界の課題に対応し、未来に向けた道筋をつけるため、これまで以上に結束すると強調し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を強化すると明記しています。
・ウクライナ情勢
首脳宣言とは別に声明を発表したことに触れ、ウクライナへの支援を継続、強化するとともに、世界の弱い立場の人たちへの影響を軽減するよう取り組むとしています。
・中国について
東シナ海や南シナ海の状況に深刻な懸念を表明し、力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みにも強く反対するとしています。
そして、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて確認し、問題の平和的な解決を促すとしています。
さらに、ロシアがウクライナ侵攻をやめるよう圧力をかけることを中国に求めています。
・その他の国について
北朝鮮については、弾道ミサイルの発射を繰り返していることを強く非難し、イランについては、核兵器を決して開発してはならず、シリアへの支援をやめなければならないとしています。
武力衝突が続くアフリカのスーダンについては、戦闘を強く非難し、敵対行為を速やかに終わらせるよう求めています。
さらに、インド太平洋地域をめぐっては「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、ASEAN=東南アジア諸国連合や太平洋島諸国と連携を図るとしています。
・気候変動・エネルギー分野
遅くとも2050年に温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を実現するため、クリーンエネルギーに移行するペースを上げ、経済の変革に向けて行動するとしています。
・経済安全保障
貿易などを通じて影響力を強める中国を念頭に、禁輸などの措置で他国の政策や意思決定に影響を与えようとするいわゆる「経済的威圧」に対抗するため、G7各国で「調整プラットフォーム」を立ち上げ、連携を強めるとしています。
また、サプライチェーン=供給網を構築することが必要だとしています。
・食料安全保障
農業国であるウクライナがロシアからの侵攻で被害を受けているため今後の食料安全保障への影響を深刻に懸念するとしていて、ウクライナの穀物や肥料の輸出支援や農業の復興を支援するとしています。
・デジタル分野
急速な技術革新が社会や経済を強化してきた一方、国際的な規制が追いついていないと指摘しています。
利用や開発が急拡大するChatGPTなどの生成AIについては、「広島AIプロセス」として著作権の保護や偽情報への対応などについて閣僚級で議論することで一致しました。
・気候変動
ロシアによるウクライナ侵攻が世界のエネルギー市場などに影響を与えているものの、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標は変わらないとしています。
このほかにもジェンダーや保険、航空部門についても述べられています。
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