東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校の教員採用試験担当です。
さて、『令和5年度広島県・広島市教員採用候補者選考試験』の「教職教養試験」での的中問題をご紹介するにあたり、2022.9.8ブログから「広島県・広島市過去問に挑戦!」と題し、投稿してきましたが、2023.5.18ブログから、最新教育時事をもとにこれから出題されるであろう「予想問題」を投稿しております。
第9回目は、【『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について(答申)】からです。
問 下の文は,「『令和の日本型学校教育』を担う教師の養成・採用・研修等の在り方について(答申)」(令和4年12月19日中央教育審議会)の一部である。文中の下線部a~fについて,正しいものを○,誤っているものを×としたとき,正しい組合せはどれか。次の 1~ 6 から 1 つ選べ。
第Ⅱ部 各論
1. 「令和の日本型学校教育」を担う教師に求められる資質能力
(1) 教師に求められる資質能力の再整理
一方、令和3年答申が示した教師像を、「教職生涯を通じて探究心を持ちつつa.自律的かつ継続的に新しい知識・技能を学び続け、子供一人一人の学びを最大限に引き出す教師としての役割を果たしている。その際、子供の主体的な学びを支援するb.伴走者としての能力も備えている」と示していること、また、具体的に必要な資質能力として、c.コミュニケーション能力や ICT 活用指導力等が挙げられていることなども踏まえ、構造的に再定義する必要がある。
その際、各資質能力を表す具体的な能力の記述(能力記述文)については、単なる知識(概念)の理解にとどまらず、可能な限り、「~しようとする」「行動できる」「説明できる」といった意欲や行動レベルで、できるだけ簡潔に記載することが重要である。ただし、法令に基づく指針上の記述は大綱的なものにとどめ、具体的な資質能力や、能力記述文については指針とは別に定めることで、状況の変化に柔軟に対応できるようにするべきである。
こうした考え方を踏まえ、文部科学省は、令和4年8月 31 日に指針を改正した。その中では、各自治体が指標の内容を定める際の柱を、以下の 5 項目に整理した。
①教職に必要な素養
②学習指導
③生徒指導
④特別な配慮や支援を必要とする子供への対応
⑤d.学校働き方改革の推進
また、「公立の小学校等の校長及び教員としての資質の向上に関する指標の策定に関する指針に基づく教師に共通的に求められる資質の具体的内容」については、別に定めた。
今後、任命権者たる各教育委員会においては、改正された指針を参酌しつつ、e.地域の実情に応じ、校長及び教員としての資質の向上に関する指標の変更など必要な見直しを行うことになる。また、変更する場合には、f.学校教育法に規定する協議会での協議が必要になる。
1 a-○ b-○ c-× d-× e-× f-×
2 a-○ b-× c-× d-○ e-○ f-○
3 a-× b-○ c-○ d-○ e-× f-×
4 a-○ b-× c-○ d-× e-○ f-○
5 a-× b-○ c-× d-× e-○ f-○
6 a-○ b-○ c-× d-× e-○ f-×
正答 6
解説c.ファシリテーション能力 d. ICT や情報・教育データの利活用 f. 教育公務員特例法
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