東京アカデミー松山校
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みなさんこんにちは 🙂
教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー松山校の教員採用試験対策担当です。
2023年の教職教養に出題が予想される注目時事について予想問題をお届けします!
次の文は、「こども基本法」の条文の一部である。①~⑦に当てはまる語句を書け。
(基本理念)
第3条 こども施策は、次に掲げる事項を基本理念として行われなければならない。
一 全てのこどもについて、個人として尊重され、その①( )が保障されるとともに、差別的取り扱いを受けることがないようにすること。
二 全てのこどもについて、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され保護されること、その健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉に係る権利が等しく保障されるとともに、教育基本法(平成十八年法律第百十号)の精神にのっとり②( )が等しく与えられること。
三 全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、自己に直接関係する全ての事項に関して③( )及び多様な社会的活動に参画する機会が確保されること。
四 全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その④( )が優先して考慮されること。
五 こどもの養育については、家庭を基本として行われ、父母その他の保護者が⑤( )を有するとの認識の下、これらの者に対してこどもの養育に関し十分な支援を行うとともに、家庭での養育が困難なこどもにはできる限り⑥( )を確保することにより、こどもが心身ともに健やかに育成されるようにすること。
六 家庭や子育てに⑦( )を持ち、子育てに伴う喜びを実感できる社会環境を整備すること。
正答:
①基本的人権
②教育を受ける機会
③意見を表明する機会
④最善の利益
⑤第一義的責任
⑥家庭と同様の養育環境
⑦夢
1号から4号は「児童の権利に関する条約」のいわゆる4原則、
①差別の禁止
②生命、生存及び発達に対する権利
③児童の意見の尊重
④児童の最善の利益
の趣旨を踏まえ、規定されています。
加えて、こどもの養育を担う大人や社会環境に係る規定として、5号ではこどもの養育について、6号では子育てについて、それぞれ、定められています。(こども基本法説明資料より)
子どもの権利条約に批准しながらも、長らく子どもの権利を包括的に定めた法律がなかった日本。こども基本法第3条の基本理念をもとに、これからこども施策が行われていきます。教員を目指すみなさんは、学校教育を通じてこれから様々な環境で育つこどもたちそして保護者と関わっていくことになります。第3条基本理念はしっかり押さえておきたいところです。
詳細は上記のページでチェックしておきましょう。
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