東京アカデミー仙台校
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こんにちは。教員採用試験対策の予備校=東京アカデミー仙台校の庄子です。
突然ですが、皆さんはコンピテンシーという言葉をご存知でしょうか?
コンピテンシーは能力、技能、特性などに訳されますが、よりつきつめていくと高い業績をあげるための行動特性という意味で用いられます。
公務員の職員採用試験などではコンピテンシー評価型の面接試験が実施されています。
コンピテンシー面接は受験者の行動特性を探る目的で行われ、たとえば以下のような質問パターンで面接が進みます。
「部活動について→大変だと思うことは何か→活動内容について→大会成績はどうだったか」
「性格について→性格に関するエピソードや得したこと、損したこと」
このように、想像や理想論だけではなく、実際の経験を問うことで受験者の考え方などを探っていく手法がとられます。
「質問→回答→その回答に対する質問」の流れで面接は進んでいくので、質問を深掘りされることで、普段の自分の「行動特性」が出てきます。
そこがコンピテンシー型面接の狙いです。
コンピテンシー型面接の場合、質問が深掘りされていくため、自己分析をしっかりと行うことが必要となります。
そのうえで経験やエピソード、そこから得た気づきや学び、今後の抱負などに発展していきます。
今回コンピテンシー型面接についてご紹介したのは、コンピテンシー型面接を攻略しよう!ということではなく、
回答をどんどん深掘りしていくことで、自分の「軸」になる部分が見えてくる、ということです。
個人面接に臨むにあたり、事前の準備が大切だとはよく言われますが、一問一答形式の答えを用意することが十全な準備とは言えません。
面接は面接官に受験者自身を理解してもらう場でもありますので、深めていくという視点を意識して参りましょう。
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仙台校:庄子 ①