東京アカデミー秋田校
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秋田県で教員を目指しておられる皆さん、こんばんは。東京アカデミー東北の伊藤です。
秋田県の小中学校の児童・生徒の学力テスト結果が上位であることは、皆さんも周知のことですが、その中でも、やはり格差は存在します。
6月1日(木)「全国的な学力調査に関する専門家会議の第2回」がオンライン開催されました。そこで配布された資料が、文部科学省HPにて公開されていますので、教採受験生の皆さんも、ぜひ、一読してはどうでしょう?
この「全国的な学力調査に関する専門家会議」は、次の趣旨で開催されています。
全国的な学力調査の結果を活用して 、 教育及び教育施策の成果や課題等を検証し 、 その改善を図るため 、 調査の実施方法並びに調査結果の取扱い 、 活用の推進方策及び専門的な分析等について 、 専門家による検討を行う。
きっと、今年の夏の教員採用試験を突破される皆さんには、採用後、児童・生徒本人および保護者への指導、アドバイスで、1つのヒントになると思います。
もちろん、夏の採用試験の面接試験でも活用できます。学力テスト結果が上位だから「OK」といった安易な回答はナシにしたいですね。
例えば、社会経済的に不利な家庭でありながら高学力を達成している児童生徒(レジリエントな児童生徒)の特徴を、保護者調査から分析した結果など、とても興味深いデータもありました。
朝食をきちんと食べるといった生活習慣や自己肯定感などが挙げられています。
レジリエントな児童生徒の特徴を掴めば、アドバイスに生かせそうだなと、個人的には感じました。
両親ともに大卒、親の年収が高いから・・・子どもの学力も高いとは限らない、しかし、その傾向はある・・・など、データに基づく分析は説得力があります。
文部科学省の該当サイトへは、ここをクリックして移動できます。
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