東京アカデミー横浜校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミー横浜校の公務員担当です。
今年の裁判所一般職の専門試験「ミクロ経済学・マクロ経済学」の問題につき、
実力派人気講師の守冨先生に講評をいただきました!
今年受験した方も、来年の裁判所職員の試験を目指す方も、是非、参考にしてください!
5題の出題のうちすべてが計算問題であり、[35]を除けば標準的な問題と言える。今年の問題では4題は解答したい。
マクロ経済学は1つのストーリになっている。
[33][34]で示しているように、マクロモデルを見たとき、45度線分析なのか、IS-LM分析なのか、AD-S分析なのか、直ぐに判断できるよう、普段から体系を意識した学習を心掛けたい。
[31]正答3
産業連関表についての計算問題で、産業連関表の形を理解していれば解答可能である。
[32]正答2
貨幣乗数の典型的な計算問題であり、必須解答。
[33]正答5
45度線分析についての計算問題で、必須解答。45度線分析なので、投資Ⅰは定数となっている。
[34]正答2
IS-LM分析についての計算問題で、必須解答。IS-LM分析なので、投資は利子率の減少関数となっている。
[35]正答2
インフレ需要IAD-インフレ供給IAS分析の計算問題で、難しかったと思われる。
5題の出題のうち3題が計算問題であり、残り2題がグラフ問題であった。
[38]は今年の特別区でも出題された「ボックス・ダイアグラム」の問題であったが、特別区の出題よりは難しかった。
今年の問題では4題は解答したい。
[36]正答4
エンゲル曲線についてのグラフ問題で、上級財のうち必需品と奢侈品の判断に迷ったかも知れない。東京アカデミーのテキストではP31に類似問題がある。
[37]正答4
完全競争市場における利潤最大化の計算問題であり、P=MCで生産量を求めることになる。ただし、その生産量の解が2つ得られるので迷ったかも知れないが、こうした場にはそれぞれの解を代入して実際に利潤を求めれば良いわけである。
[38]正答5
「ボックス・ダイアグラム」の問題であるが、難しかったと思われる。
[39]正答1
独占企業についての計算問題であり、必須解答。
[40]正答5
貿易理論の輸入関税についての計算問題であり、必須解答。