東京アカデミー横浜校
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こんにちは。公務員試験対策の予備校=東京アカデミー横浜校の公務員担当です。
今年の東京特別区のミクロ経済学・マクロ経済学の問題につき、
実力派人気講師の守冨先生に講評をいただきました!
今年受験した方も、来年の特別区の試験を目指す方も、是非、参考にしてください!
5題の出題のうち4題が計算問題であった。以前より、「計算が理論を理解する上で重要」とされているので、より一層、当初(入門段階)から計算に重点をおくべきである。
今年の問題では4題は解答できるのではないか。
[No.21]正答2
需要の価格弾力性の計算問題であり、必須解答。
[No.22]正答3
操業停止点の価格を求める計算問題で、特別区では頻繁に出題されており、必須解答。ただし、生産量を求めていないので注意が必要である。生産量であると、解答が1になってしまう。
[No.23]正答5
差別価格についての計算問題で、特別区では過去に一度出題されている(2012年)。限界費用を求める場合に戸惑った受験生もいたかも知れないが、何とか解答に辿り着けたのではないか。
[No.24]正答4
ここ数年、エッジワースのボックス・ダイアグラムの出題があるのでは?と予想されたていた問題である。過去にも出題されており、必須解答。
[No.25]正答2
外部不経済についての計算問題で、やや難しかったかも知れない。
5題の出題のうち3題が計算問題、グラフ問題、文章問題がそれぞれ1題ずつであった。特にIS‐LM分析、消費関数や投資関数は重要である。
今年の問題では5題すべて解答できるのではないか。
[No.26]正答1
消費関数についての文章問題で、必須解答。
[No.27]正答3
投資関数についての計算問題で、必須解答。この出題が過去にも何度か出題されている。
[No.28]正答1
IS‐LM分析の計算問題、特別区では初めての出題であるが、国家一般職では何度か出題されている。計算でやや時間がかかったかも知れない。
[No.29]正答1
AD-AS分析のグラフ問題で、必須解答。現在の世界経済を反映して?の内容であり、東京都の今年度の専門記述試験・経済学も「ディマンドプル・インフレーション及びコストプッシュ・インフレーションについて、現在の経済状況にも言及し、AD-AS分析を用いて説明せよ」であった。
[No.30]正答2
経済成長理論(成長会計)についての計算問題で、必須解答。