東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校の教員採用試験担当です。
さて、『令和5年度広島県・広島市教員採用候補者選考試験』の「教職教養試験」での的中問題をご紹介するにあたり、2022.9.8ブログから「広島県・広島市過去問に挑戦!」と題し、投稿してきましたが、2023.5.18ブログから、最新教育時事をもとにこれから出題されるであろう「予想問題」を投稿しております。
第11回目は、【新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行後の学校教育活動について(周知)】からです。
問 「新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行後の学校教育活動について(周知)」(文部科学省・令和5年4月28日) に関する記述として適切でないものは、次の ① ~ ⑤ のうちどれか。
①5類感染症への移行後の学校教育活動については、これまで制限されてきた学校教育活動のうち真に
必要なものを回復させるとともに、GIGAスクール構想の下で生み出されてきた多様な教育実践の工夫を取り入れることにより、いわば新しい学びの在り方へと進化を図っていくことが重要である。
②学習指導要領において、「社会に開かれた教育課程」の実現が重要である旨が明記されていることから、学校教育活動の展開に当たっては、家庭や地域と連携協力を図っていくことが重要である。
③学校内における授業や学校行事等については、これまで制限されてきた学校における様々な教育活動の再開を検討することが必要であり、コロナ禍以前の姿に戻り、教育的意義を改めて復活させることが必要である。
④文部科学省における支援策等については、文部科学省等において実施している「全国 28 か所の青少年交流の家、自然の家等の体験活動」「土曜学習応援団による教育プログラム」「劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業」等の取組について、積極的な活用を検討していくことが望まれている。
⑤新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するため、児童生徒の健康観察や、換気の確保や手指衛生といった日常的な対応については、継続して実施することが有効であり、基礎疾患を有する児童生徒
への十分な配慮や、児童生徒が感染の有無やマスクの着用の有無によって差別・偏見・いじめ・誹謗中傷などの対象にならぬよう、引き続き十分な配慮・注意が必要である。
正答 ③ 単にコロナ禍以前の姿に戻るのではなく、それぞれの教育的意義を改めて捉え直した上で、児童生徒の資質・能力の育成に真に必要な活動を中心にその在り方を検討していくことが求められる。
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