東京アカデミー広島校
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こんにちは、教員採用試験対策の予備校、東京アカデミー広島校の教員採用試験担当です。
さて、『令和5年度広島県・広島市教員採用候補者選考試験』の「教職教養試験」での的中問題をご紹介するにあたり、2022.9.8ブログから「広島県・広島市過去問に挑戦!」と題し、投稿してきましたが、2023.5.18ブログから、最新教育時事をもとにこれから出題されるであろう「予想問題」を投稿しております。
第12回目は、【情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~指導の手引き】からです。
問 「情報化社会の新たな問題を考えるための教材~安全なインターネットの使い方を考える~指導の手引き」(文部科学省委託 令和5年4月28日)で「情報モラル教育の進め方」について説明している。その説明として誤っているものを①~⑤から一つ選べ。
① 情報モラルの大半が日常モラルであることを理解させ、それに情報技術の基本的な特性を理解させることで問題の本質を見抜いて主体的に解決できる力を身につけさせることが重要だといえる。
② 情報をめぐる様々な問題の要因は、①(インターネットやゲーム等に)依存する。②相手とのやり取りで問題を起こす。③自分が被害に遭う。の大きく3つに整理できる。
③ 情報モラルの指導では、「日常モラルを育てる」「仕組みを理解させる」「日常モラルと仕組みを組み合わせて考えさせる」という3つの視点が必要となり、これは、情報社会が進展しても恐らく不変の構造だと考えられる。
④ 情報モラルについて適切な判断を行うためには、日常モラルを育てることに加えて「インターネットの特性」、「心理的・身体的特性」、「機器やサービスの特徴」といった、仕組みの理解を簡単にしておく必要がある。これらについては、専門的な知識を教え込む必要はなく、児童生徒の発達の段階に応じて理解させることが重要である。
⑤ メディアを介したコミュニケーションでは、相手の状況が分からないために起こる誤解や受け取る状況や場面によって同じ情報でも感じ方や捉え方が違う場合がある。相手を思いやってコミュニケーションをとることで、必ず誤解やトラブルは生じない、ということをしっかり教えておく必要がある。
正答 ⑤
×必ず誤解やトラブルは生じない⇒〇どんなに気を遣っても必ず誤解やトラブルは生じる可能性がある
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